月報「わっぱ」 2021年6月(No.475)
山 名 考( 干支の名の付く山 Ⅱ )
一昨年の亥年、安藤監事の選んだ週日山行は「猪の鼻ヶ岳」と「白猪山」でしたし、小倉副会長担当の市民登山は「猪臥山」でした。昨年の子年には三重県の子ノ泊山に協会員が延べ6名登っています。
このように干支の名の付く山に登ろうというマニアは全国におり、その代表格が「十二支会」だと思います。
十二支会は文化勲章を受章した高名な学者であり、探検家、登山家でもあった故今西錦司博士が創立した会です。昨年10月号の「わっぱ」にも記しましたが、今西博士は初期の大垣山協に大きな影響を与えてくれた方です。
昭和35年(1960年)の子年から平成31年(2019年)の亥年まで5周60年間続き、還暦を迎えたという事で一旦終了しました。今西人気もあり、最盛期には全国に120名近くの会員がいて、毎年1回(主に1月)その年の干支の名の付く山に登っていました。私も平成9年から23年間参加し、最後の6年は会長を務めました。
60歳以上が正会員で、候補の山が複数あったら低い方を選ぶというというロートルの会ですから、北アルプスの白馬岳、五龍岳、赤牛岳などは対象外です。
以下に少し長くなりますが60年間に登った山を列記します。全国には色々あるものだなと思われることでしょう。
- 子年
- 子ノ泊山(907m、三重県)(4回)
- 子の権現(640m、埼玉県)
- 丑年
- 牛松山(636m、京都府)
- 牛草山(550m、三重県)
- 牛ノ峯(896m、愛媛県)
- 牛ヶ峰(地図名、高山)(717m、静岡県)
- 牛頭山(689m、広島県)
- 寅年
- 虎子山(1183m、岐阜県・滋賀県)(2回)
- 虎ヶ岳(414m、山口県)
(堀 義博)
山 名 考
山 名 考(干支の名の付く山 Ⅱ)
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