大垣山岳協会

烏帽子岳 2020.11.29

烏帽子岳

月報「わっぱ」 2021年1月(No.470)

【 忘年懇親山行 】  烏帽子岳( 864.8m Ⅲ△ ) 堀 義博

  • 日程: 2020年11月29日(日) (晴れ)
  • 参加者: CL.堀 義、SL.小倉幹、SL.丹生統、SL.藤井利、阿部育、安藤正、岩田嘉、大塚花、大橋辰、加藤美、河口加、桐山美、柴田悦、清水克、杉本眞、鈴木正、竹森せ、田中恵、名和妙、西村恵、西村洋、馬場昭、林 旬、藤井眞、堀 洋、宮澤健、村田美、山本知、(岐阜新聞記者1名)
  • 行程:岐建駐車場7:30=奥養老8:30=細野登山口8:45~9:05-五合目10:00~10:05-烏帽子岳11:10~12:10-五合目12:50-細野登山口13:30(解散)
  • 地理院地図 2.5万図: 篠立(名古屋9-2)

 平成29年7月より始めた「美濃の三角点全点踏査」の事業は、今年9月で708点を終了した。その間3年3ヶ月。会員の皆さんの積極的協力のおかげで、予想を大幅に短縮して達成することが出来た。そして今日、最後に残しておいた烏帽子岳を踏査して、打ち上げようということである。

 当日参加の人も時間通り8時半に奥養老の駐車場に集合。相乗りして、登山口に移動する。そこには岐阜新聞の記者が一人待っていてくれた。ありがたいことに、取材を兼ねて一緒に登ってくれるという。

 参加人数が多いので全体を3班に分け、それぞれサブリーダーに把握をお願いし出発、すっかり定着した道をゆっくり登って行く。開設後は地元の人が引き続き手入れされているようで、これまでなかった「〇合目」という看板も取り付けられていた。

 実は、この登山道開設に私は携わっていない。聞くところによると、初めは谷沿いにつけていたが出水により流されたので尾根筋に変えたという。最初の経緯は知らないが、やはり尾根筋の方が安全だし見晴らしもいい。登り出しの植林帯は作業道もあって、それを利用できたとも思う。開設時の苦労を思い、理屈に合ったルートを取っているなと感心しながら登って行った。

 最初に第一見晴ポイント、次に5合目の第二見晴ポイント、そして第四見晴ポイントと約30分おきに休憩を入れて、4ピッチで頂上着。予定通り2時間少々だった。

 頂上では全員で万歳を三唱し、横断幕を掲げて記念写真。その後はゆっくり食事タイム。幾組かの登山者も登っており、この登山道開設によりメジャーな山になっているという印象を強くした。

烏帽子岳の三角点標石を前に全員で達成を祝う

 山頂で食事しながら岐阜新聞の記者から三角点踏査に関するいろいろな質問を受ける。それに答えた結果が2日後に大きな記事になって掲載されていた。( 岐阜新聞 2020年12月1日付)

 いくつか違っている個所はあるが、細かいことは言わない。これだけ大きな記事にして頂いたことに感謝したい。写真や記事に関して電話を貰ったという話を、多くの会員から聞いた。メジャーな新聞報道の発信力を実感するとともに、これからも各報道機関と良好な関係を持っていきたいと思った次第である。

<ルート図>

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