月報「わっぱ」 2014年2月(No.387)
【 一般山行 】 三森山 ( 1100.3m Ⅲ△ )、水晶山 ( 958m △なし ) 田中 善幸
- 日程:2014年1月19日(日)
- 参加者:L.古林定、SL.藤井利、霜田光、大城幸、藤井真、小倉繁、桐山美、丹生統、竹森せ、藤森ふ、桑原美、百瀬み、杉野一、成瀬徳、佐竹良、小倉幹、安藤正、林旬子、衣斐剛、後藤友、杉本眞、田中善
- 行程:大垣7:00=中央道恵那IC=国道257号=岩村城址南駐車場8:50-岩村城址-登山口9:45-4等三角点「水晶」(870m)10:25-水晶山10:45-4等三角点「水晶山」(960m)11:10-三森山12:15-三森神社12:45~13:35-岩村ダム駐車地14:05(デポ車用意)=大垣17:20
- 地理院地図 2.5万図:岩村
22人の大パーティーはまず、冷気の広がる岩村城址にぞろぞろ上がり見学した後、東側に下り水晶山登山口から山道に入った。ササが茂るスギの人工林内。落ち葉の堆積の上に雪が少し積もり、幾分凍っていて滑りやすい。尾根に出ると樹間から右手に風車の立ち並ぶ山が見えた。大船山のようだ。さらに、なだらかな大きな雪山が現れる。茶臼山らしい。風が強まりすこぶる寒い。
水晶山の三角点は複雑な配置だ。最初に現れるのは点名水晶、次のピークが三角点のない水晶山山頂、そこから少し下り登り返して点名水晶山の三角点だ。なぜこんなに、まぎらわしい配置にしたのか不思議だ。
三森山への痩せ尾根上の道は滑りやすく、急な上下の連続。慎重に進む。三森山山頂からは恵那山が見えた。雪を抱く大きな山容だ。山頂からは40cmほどの三十三観音が麓まで点々と鎮座していた。
山頂から少し下りた三森神社横の小屋の中で昼休み。内部は広く22人全員が腰掛けることができ、落ち着いて賑やかに昼食をとった。すぐ近くには有名な展望広場がある。「農村風景日本一」と国土問題研究所から評価された岩村町富田地区の風景が一望できる。眼下には水田地帯の中に農家がほどよく点在しているのが見え、その奥に雪のない笠置山が控えていた。春には田は一面緑となり、秋には黄金色の風景となろう。落ち着いた気持ちに包まれた。
神社からは広い参道を下った。岩村ダム湖は全面凍結していた。
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