【沢登り講習会】 貝月谷より貝月山( 1234m Ⅱ等△)報告 丹生統司
- 日程:2019年9月1日(日)曇り
- 参加者:L中田英、SL平木勤、西村洋、西村恵、竹森せ、伊藤正、清水克、加藤美、村田美、丹生統
- 行程:スキー場駐車場8:25-入渓8:38-稜線登山道11:36-貝月山頂11:50~12:35-スキー場駐車地14:15
9月の初級沢登りは中田リーダーの下で貝月山の貝月谷で行われた。大垣を出る頃はポツポツと雨が落ちており少し心配したが、入渓する頃には止んでいた。駐車場から舗装された道を谷に沿って歩き大きな堰堤の右岸から入渓。すると直ぐに小滝が現われた。連日の降雨で水量が多く沢登りの雰囲気としては最高だ。
水は温かった。平木君が期待に応えて果敢に水流に向かった。
沢登り2回目参加の美加さん、沢デビューの美保さんが大健闘、水にひるまない姿がりりしかった。
この日の天候は曇り、入渓前の気温は20°、それでも果敢に水中に!!カメラの期待に応えてくれた。
この飛沫が沢登りの醍醐味。気温が30度を超える夏は頭から水を浴びてシャワークライミングがグー。
水圧に押し流されそうになるが懸命に踏ん張る。“頑張れ‼負けるな!!” 仲間たちの声援に必死に応える。
一度押し流されたが再度挑戦して面目躍如。水と戯れる沢登り!日本の古典的夏山登山を楽しむ。
やがて水も絶えて主稜線のコルが目前に見えた。薄い藪の斜面を登り切って主稜線から貝月山を目指す。
山頂手前のピークの尾根に出ると立派な登山道に出た。これを辿ると山頂まで道案内をしてくれた。
山頂には4名の登山者が居たが、彼らが去った後、三角点(Ⅱ等△)を囲み大きな声で万歳三唱した。
山頂からは南に伊吹山、金糞岳、北に蕎麦粒山、その奥に能郷白山や冠山、金草岳が見えた。天気が良ければ北アルプス穂高の吊り尾根まで確認できるのだが雲が低く今日は見えなかった。下山路の尾根道はこのところの多雨で樹々は緑を増して枝を伸ばし夏の陽射しを遮った。時折北側の斜面を風が吹き上げて心地よい。女性陣のおしゃべりが後方を歩く私のところまで聞こえる。初めての沢登りの美保さんの感想が気になったが、楽しんでくれたようでひとまず安心。
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