大垣山岳協会

春の市民登山 瓢ヶ岳・高賀山 2018.05.20

高賀山

【市民登山】 瓢ヶ岳(1162.6m Ⅲ△)、高賀山(1224.2m Ⅰ△) 加藤 美加

  • 日程:2018年5月20日(日)
  • 参加者:CL 藤井利、SL 丹生統、PL 衣斐剛、PL 小倉幹、PL 成瀬徳 他44名(うち一般参加者18名)
  • 行程:中之江駐車場7:30=各務原IC=美濃IC=ふくべの森駐車場9:00~9:20-骨ヶ平10:50-瓢ヶ岳山頂11:20~12:40-林道の峠13:00~13:15=バスで移動=御坂峠13:20~13:25-高賀山13:50~14:20-御坂峠14:45~15:00=中之江駐車場17:10(解散)

 晴天に恵まれ、今日の登山は参加者全員の様子が楽しそうです。バスの中で一般参加者の皆さんにご挨拶をし、本日の登山内容と注意事項のお知らせと大垣山岳協会の活動案内がありました。現地に到着してから、3班に分かれて人員確認し、各班のPLとSPLと市民登山サポート班の紹介がありました。それから、軽くストレッチをしてから登山を開始しました。

 登山口は駐車場のすぐ側に有り、看板表示が見やすく解りやすくなっていました。登り初めは急な石段の斜面が続き、渡渉も何度かありました。最初の2つの沢は慎重に足元に注意して渡りました。市民登山ですので歩調はゆっくりと進んで行きます。植林帯に入ると、雨で流されて出来た登山道らしきものも出てきてチョット辺りを見回して進路を確認されてるようでした。高い所へ向かうのですから多少の事は問題ないとのことでしたが、下りだと慎重にならないといけないそうです。

 やがて骨ヶ平に着くと植林は無くなり自然林の中を登るようになりました。暫くすると熊笹で通路が覆われている風景が続いています。でも、ピンク色のタニウツギやシロヤシオ、サラサラドウダン、紅ドウダンが登山の疲れを癒してくれました。階段状に作られた登山道を登って行くと奥瓢方面への分岐でその先が瓢ヶ岳の頂上でした。頂上には多人数のグループやそれ以外にも登山者がおられ、われわれの到着を見て、殆どが下山して行かれました。空気の澄んだ山頂から見る風景は能郷白山、白山、乗鞍岳、御嶽山、奥には穂高の山並みも見え、先輩たちからあの山が何々とか教えて貰いました。

 目の前には高賀山があり、朝のバスの中でリーダーが今日は皆さんの状況次第ではもう一つおまけがありますよと言っておられたのは高賀山の事でした。30分程で登れるので行きましょうとのことでした。用意された歌詞カードを見ながら全員で8曲歌って、瓢ヶ岳を去りました。中美濃林道の郡上市境の峠に下り、マイクロバスで移動をし、御坂峠から最短のルートで高賀山に登ることとなりました。

 高賀山の登山道には、熊よけの鐘が2ヶ所有り、鐘を鳴らすと笑いが溢れました。以前、市民登山で高賀山に登りましたが、曇りで周りがあまり見る事が出来ませんでした。今日は名古屋付近や養老山脈と奥には伊吹山も確認出来ました。瓢ヶ岳では人が多くて記念写真を撮れなかったので、こちらで写真を撮りました。

御坂峠まで戻り、峠からバスに乗り大垣には17:10に到着しました。今回の市民登山も全員無事に大垣に戻れて良かったです。これからも多くの方々に市民登山に参加していただき、安全で楽しい登山の魅力を広げていけたらと願うばかりです。

<ルート図>

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