大垣山岳協会

タカネ、高賀山 2015.12.06

タカネ

【一般山行】 タカネ ( 1050m △なし )、高賀山 ( 1224.2m Ⅰ△ ) 鈴木 正昭

  • 日程:2015年12月6日(日)
  • 参加者:L.犬飼進、他14名
  • 行程:大垣7:00=国道21号=岐阜環状線=国道256号=加部集落(関市板取)=タラガ谷=オオレ洞林道駐車地8:40~55-鞍部9:05-タカネ頂上9:50-鞍部10:25-送電鉄塔10:35-大岩11:20-高賀山11:35~12:05-鞍部12:55-13:10駐車地=大垣
  • 地理院地図 2.5万図:上ケ瀬

 高賀山のすぐ西にタカネという山があるという。道のない、知られない山だ。期待を胸に、参加した。

 加部の林道入口のゲートが半分閉っていたので、ヒヤリとしたが辛うじて通過できた。オオレ洞を詰めきり標高850m付近の路側に駐車。辺りは薄い雪で覆われ、林道路面は凍結していて滑りそうで怖い。林道を離れて、高賀山とタカネの間の最低鞍部に出て西に延びる尾根を上がる。明るい広葉樹二次林の中、白い雪がふんわり枯葉とササの上を覆う。時折陽光が差す好天。やぶはほとんどない。晴れた日の初冬の雪山の情景には生命を躍動させる魅力を感じる。

 尾根筋を一気に鞍部まで降りる。途中でミズナラの老朽木に密生したナメコを採り鞍部にデポ。高賀山に真っ直ぐ向かう尾根筋を登る。各所にテープや赤布がある。一般コースではないが、通る登山者は結構いるようだ。ネット情報では、高賀神社側からの一般コースで高賀山に登ったあと、この尾根を下りタカネに登る登山者が何人かいた。隠れた評判のコースらしい。その通りで美しい広葉樹の疎林や岩室の様な巨石もあり変化に満ちた尾根道だ。山頂は意外や、樹林のないすっきりした姿だった(写真①)。30年前に登った時の樹林に囲まれ、眺望の良くない印象とは随分違っていた。

写真①

 わずかな時間で着いた頂上で万歳三唱。これで終わるのはもったいない。鞍部から高賀山に登りたい人が多かった。リーダーの犬飼さんは足の持病のため、駐車地で待機し、残る14人が丹生さんを臨時リーダーに登ることになった。

 雪は10cmほど、日差しは弱いが、無風。一般コースからの登山者も交えて、腰を下ろして昼食。眺望は四方全開。東から北に御嶽、乗鞍岳、穂高連峰、白山の峰々は特に銀色に輝いていた。その西側、眼下にはこの春、私が登った滝波山、美濃平家の尾根筋が鮮明に見える(写真②)。さらに徳山を囲む山嶺や鈴鹿連峰の姿もおぼろげに並んでいる。望外の眺望に恵まれたが、太陽が雲に隠れ寒空となった。下山開始。視界は全く明瞭で、あっと言う間に鞍部に着いた。途中でまたもナメコ鈴なりの古木数本。しばし、木登り。自然のみぐみであるナメコは駐車地で全員に配分して持ち帰った。

写真② 高賀山山頂から滝波山(右)美濃平家(左)連嶺

 ごく一般的な登山対象である高賀山に、このような隠れた魅力を持つコースがあった。ちょっとした着想力で手あかのつかない個性的なコースを歩けることを知った。

<ルート図>

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