月報「わっぱ」 2014年6月(No.391)
【 週日山行 】 南沢山 ( 1564m △なし )、横川山 ( 1620m Ⅱ△ ) 犬飼 芳子
日程:2014年5月14日(水)
参加者:L.丹生統、小倉幹、桐山美、竹森せ、高橋美、大野益、田中善、犬飼芳
行程:大垣6:00=中央道園原IC=阿智村ふるさと自然園駐車場8:10-中間点9:00-登山道分岐9:40-南沢山10:30-横川山11:20~12:10-登山道分岐13:10-沢コースー駐車地14:25=大垣17:05
地理院地図 2.5万図:兀岳・伊那駒場
中央道園原ICを出て、「はなもも街道」と呼ばれる国道256号を北上。赤、白、ピンクのはなももの花がまぶしい。絶好の天気だ。登山口のある「ふるさと自然園」に入り、一台500円の駐車料金を払い奧の駐車場に車を止める。コースは尾根と沢の二コースあるが、私たちは登りに尾根、下りは沢の道を行くことになった。
うっそうとした樹林帯の中の急な階段道を歩き始める。やがて、ヒノキの人工林内の平坦で歩きやすい道となる。天然ヒノキの根上がり巨木が4、5本座っている。切り株から再生したのだろう。そのどっしりした存在感にみんな感激した。
遊歩道のようななだらかな道を進むと「中間点」の小さな看板。左遠方の大きな恵那山に見とれる(写真は横川山山頂から)。時々、吹き抜ける涼風がさわやかだ。沢コースが合流する登山道分岐を過ぎる。道脇にゴマ粒のような小さな白いツボミを付けた草花が広がっていた。「ユキザサだ」「いやナルコユリではないか」と両論にぎやかだったが、結局ユキザサであったようだ。
やがて、北方に白銀がまぶしい御嶽山の雄姿が現れ思わずため息が出た。樹林帯が終わり低いカラマツが立つ県境尾根に出ると「南沢高原頂上」の看板が立つ南沢山山頂であった。「バンザイ」の後、横川山に向かう。
見渡す限りのササ原を抜けてカラマツの芽吹きを楽しみながらササを刈り払った横川山山頂に達した。南正面に沢筋にわずかな雪を残す恵那山北面が迫る。北、東側には御嶽山、中央ア、南アの雄大な眺望を堪能しながら、ゆっくり昼休み。
下山を始めると空に雲がかかり始める。登山道分岐から沢に向かうジグザグ道にミヤマエンレイソウが咲いていた。大きな三葉の真ん中に小さくかわいい白い花が一つ。たくさん見つけた。朽ちかけて揺れている丸木橋。固定ロープを握って一人ずつ渡る。危なっかしい橋4カ所ほどを慎重に渡り終えると舗装した林道に出た。
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