大垣山岳協会

南宮山 2024.01.22

南宮山

月報「わっぱ」 2024年2月(No.507)

【 週日山行(安全祈願山行) 】 南宮山 ( 419.0m Ⅱ△ ) GY

  • 日程:2024年1月22日(月)(晴れ時々曇り)
  • 参加者:L.NT、AM、IY、OS、KM、KM、GY、SE、ST、TS、HT、HY、MT、YH
  • 行程:岐建荒尾駐車場8:25=南宮大社駐車場8:35=上野登山口9:00~9:20-朝倉分岐11:00-南宮山11:50-南宮山展望台12:40~13:20-南宮大社14:40~(車回収、安全祈願)~16:00=岐建荒尾駐車場16:10(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:大垣(岐阜8-4)[ 北緯35°21′、東経136°31′]

 南宮山・安全登山祈願山行のこの日は3月上旬頃の陽気の穏やかで暖かい朝でした。岐建荒尾駐車場には11名が集まり、南宮大社から3名合流され上野登山口へ向かいました。登山口は獣害柵の先ですが、林道のような作業道のような細い道には既に4台駐車していました。私達の車は1台は何とか置けましたが、2台は少し戻った場所に駐車しました。

 身支度をしていると猟銃を持った人が近づいてきて、害獣(鹿、猪)駆除の為にハンターが10名山に入られているとのことでした。リーダーが登山者である旨とルートを告げ、間違って撃たれませんようにと祈りながらスタートしました。けれど、途中で猟犬を追い立てるハンターの大声が近くに聞こえ、数メートル先に猟犬も見えて少し怖かったです。

 樹林帯を緩やかに登りながら、所々開けた場所に出るとリーダーが遠くの山の山座同定をして下さりとても勉強になりました。道の両側には馬酔木がまだ1月というのに花を付けていました。しきみが淡い黄色の可愛らしい花を咲かせていて、枯れ木ばかりの冬山に少し春の訪れを感じました。朝倉分岐を過ぎ南宮山までは登山道があるようなないような不明瞭な道を、リーダーが下見の時に付けられた赤布を回収しながら進みました。

鉄塔巡視路を行く。背後は養老山地と上石津

 南宮山山頂は狭くて展望もないので集合写真を撮って展望台へ。ここからは何度か急なアップダウンがあり、滑らないように気を付けながらそれぞれのペースで進み、濃尾平野を一望出来る素晴らしい眺めの広々とした展望台でゆっくり昼食タイムを楽しみました。

 ここは関ヶ原の合戦の時に毛利秀元が陣を敷いた場所で「関ヶ原の戦い陣形図」という碑が立っており、東軍、西軍、反応軍、傍観軍と色分けされた地図が描かれていて、位置関係がとても分かり易かったです、毛利軍は傍観軍でしたが、もしも毛利が動いていたら歴史はどうなっていたのだろうか?などと想像してみました。

 下山口に「南宮山展望台登山者調査にご協力を」という看板があり、岐阜県外、岐阜県内、垂井町内の三つのカウンターがあり14人分押しましたが、間違えて岐阜県外を押してしまいました。ごめんなさい。展望台から南宮大社まではハイキングコースになっていて登山道はよく整備されて歩きやすいですが、階段が多く結構きつい下りでした。

 車を回収して戻られるのを待って神社で「安全祈願」のご祈禱を受けました。最年長の岩田さんを始め80歳を過ぎても元気に山歩きをされている先輩方を間近で拝見して勇気を頂きました。リーダー始めご同行の皆様、ありがとうございました。

<ルート図>

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