大垣山岳協会

安全祈願山行 象鼻山から南宮山へ 2018.01.23

南宮山

週日山行(安全祈願山行)
象鼻山(129.9m Ⅳ△)~点名栗原(235.3m Ⅲ△)~南宮山(419.0m Ⅱ△)
堀 義博

  • 日程:2018年1月23日(火)
  • 参加者:L丹生統 他19名
  • 行程:岐建荒尾駐車場8:10=象鼻山登山口8:40~(南宮大社駐車場往復)~9:10-象鼻山9:25~9:30-栗原九十九坊跡9:50~10:00-乙坂峠10:55-展望台11:45-南宮山頂上12:25~12:30-展望台13:05~13:35-南宮大社(安全祈願)14:25~14:50=象鼻山登山口=岐建駐車場15:25(解散)

 以前から歩きたいコースである上に、下山後に南宮大社で安全祈願をするというので、初めて週日山行に参加した。岐建の駐車場を18名が4台の車に分乗して出発、まず象鼻山の登山口に向かう。登山口では大谷さんが待っていた。全員を降ろした後、大谷さんの車を含め全5台は南宮さんの駐車場へ。駐車場で4台をデポし、1台で運転手5人が登山口に戻る。これだと帰りは全員が一度で移動でき、うまい配車だと感心する。

 そのようなことで時間がかかり、登り出しは9時を過ぎていた。よく整備された林道を象鼻山に向かう。わずか15分で到着。頂上一帯は多数の古墳があり、桜の木が植樹され古墳公園として整備されている。15年以上前になるが、ここで初日の出山行をしたことがあった。名古屋のツインタワーから登る初日の出を拝み、下山後は近くの高木泰夫前会長の家でコーヒーとぜんざいを御馳走になったことが懐かしく思い出された。

 象鼻山からいよいよロング縦走コースの始まり。薄暗いスギ林の中を進むと、しばらくで栗原九十九坊跡につく。

 今は一面スギ林だが、山を削り平らにした敷地が段々に十数枚ある。ここにすべて宿坊が建っていたとすれば、非常な賑わいであっただろうと想像された。そこから一登りで点名栗原の三角点。縦走路より少し左に離れている。さらに見晴らしのいい送電線鉄塔を過ぎ、着いた鞍部が乙坂峠。今はすたれているが、かつては栗原と乙坂を結ぶ峠道が通っていたことだろう。

 その先は採石場が近いので、地図にない林道が縦横に走っている。林道を歩いたり稜線の旧道を歩いたりしながら進み、最後の急登で南宮大社からのハイキングコースと合流し展望台に到着、象鼻山より2時間15分だった。そこで希望を聞くと、全員が三角点まで行くという返事。それじゃ急げ、ということで休みなしに出発。濡れた坂道に足を取られながらも40分で二等三角点の南宮山頂上に到着。記念写真と万歳だけで折り返し、1時過ぎに展望台に帰り遅い昼食となった。

折から雪が降り出し風も出てきた。長居は無用と昼休みは30分で切り上げ、南宮大社に向かって下山開始、よく整備されたハイキングコースを降りていった。

 1月も後半の平日午後ということで、南宮大社も人はほとんどいない。全員が社殿に上がり、今年1年の健康と安全登山を祈願する。これまであまり行ったことはなかったが、それなりに気持ちも引き締まり、よかったのではないかと思う。南宮さんのご加護ではないが、大垣山岳協会の今年一年の無事故を願う次第である。

<ルート図>
 [養老(名古屋5-3)] 、[大垣(岐阜8-4)] 

フォトチャンネル   (旧ブログ写真集)

象鼻山から南宮山へ

遺跡の多い象鼻山から南宮山を歩く。 丹生統司さん写真提供
(写真枚数15枚、内3枚は記録参照)

01 象鼻山古墳群
02 栗原九十九坊跡
03 道理のサカキ
04 長宗我部氏陣跡
05 栗原山
06 鉄塔下で休憩
07 村界石柱
08 尾根がなくなり林道が現れる
09 山の神の碑
10 毛利陣跡
11 滑りやすい斜面
12 南宮山山頂

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