月報「わっぱ」 2023年9月(No.502)
【 月例山行 】 タンポ ( 1065.7m Ⅰ△ ) KM
- 日程:2023年8月27日(日)(晴れ)
- 参加者:L.HT、AM、OS、OM、KM、KM、SE、NT、FT、MY、MK、MM
- 行程:岐建駐車場5:50=旧久瀬村役場で3名合流6:25=高地谷駐車地6:45~7:00-タンポ11:00~11:45-駐車地14:20~14:35=岐建駐車場15:40(解散)
- 地理院地図 2.5万図:樽見(岐阜7-3)[北緯35°36′/東経136°34′]
タンポ(漢字で書くと丹保)は岐阜県西部を流れる揖斐川の支流高地川の源流で一等三角点の山です。今回は我が会の沢登りメンバーも同じ地域での山行となり、同じ場所からのスタートとなりました。しばらくは一緒に歩いていましたが、途中でお互いの健闘を祈り分かれました。
林道歩きがしばらく続きますが、蛭がかなりいて虫除けスプレーを何度もかけたり、お互いの足元を見ながら注意して歩きました。
最近の大雨で林道もかなり崩れている箇所が3ヶ所もあり、その中でも駐車地から1時間ほど歩いた所では土砂崩れで林道がふさがれていました。Nさんがさっそうと鉈を持ちふさがれた林道を避けるため、山腹を登り大木の枝を切り開きました。Fさんと一緒に赤いロープを枝に取り付け、アッという間に安全に通過できるようにして下さいました。
次々と誰も転ぶ事もなく速やかに4m程の高さを乗り越える事が出来ました。さすが我が会の皆さんの行動には脱帽です。日頃からシュリンゲ、安全カラビナ、赤布、紐等を準備をしないといけないと反省しました。
2時間程歩いていると冠山と金草岳がそびえ立ち、向こう側は福井県なんだと感動しました。間もなくケルンの代わりに30㎝程の石が2個積み上げて有りました。もう少しで頂上の所では木を切ってそのままにしてあり、足に引掛りそうに。また、木の根っこも避けないといけないのでとても危険でした。
難所を乗り越えて林道から45分程で頂上に着きました。青い空と大きな積雲と美濃の山々絶景に感動でした。
帰り道には綺麗な岩清水が流れており、何名かの方々が自然の恵みに美味しいと言っておられました。空気の綺麗な場所で頂く石清水は最高の御褒美です。
14時以降は雲の様子が変わりつつありましたので急いで下山しました。道のふさがれていた場所では皆で最後のひと踏ん張りです。暑い中で疲れもありましたが、難無く山登りをクリアする事が出来ました。これもひとえに皆さん方の速やかに行動出来る力と準備されている装備等、そして登山意識の高さです。しっかり勉強をする事が出来ました。
これからもいろんな経験を通して準備しないといけない事を学び、対策を検討していきたいと思います。また、美濃の山の美しさに感動をしつつ、参加者全員が無事に下山できた事に感謝致しました。
地理院地図
フォトギャラリー
Photo by Miyazawa
コメント