大垣山岳協会

砥神山、御堂山、五井山 2021.06.09

五井山

月報「わっぱ」 2021年7月(No.476)

【 週日山行 】
砥神山 ( 252m △なし )、御堂山 ( 363.7m Ⅳ△ )、五井山 ( 454.4m Ⅲ△ )
鈴木 正昭

  • 日程:2021年6月9日(水)(快晴)
  • 参加者:L.鈴木正、安藤正、岩田嘉、大谷早、小倉繁、桐山美、高橋文、竹森せ、堀 洋、宮澤健
  • 行程:中之江駐車場7:00=東名・美合PA(鈴木合流)=音羽蒲郡IC=オレンジロード=国道247号=とよおか湖公園駐車場9:30~9:45-砥神山登山口10:25-砥神山10:50-御堂山11:50-三河湾展望所12:20~12:55-国坂峠13:20-五井山14:15~14:40-国坂峠15:10-県道豊川蒲郡線-とよおか湖林道-駐車地16:15=中之江駐車場19:00(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:小坂井(豊橋12-3)、御油(同11-4)

 高校を卒業するまでの18年間を過ごした蒲郡市豊岡町の生家から東に三角形のとがった砥神山が見えた。子供のころ、「おとかみさん」と呼んだ山だ。集落の氏神は砥神神社であり、その奧ノ院がこの山の頂にあった。悪ガキ仲間とともに山麓をほっつき遊び回った記憶が残っている。その砥神山から市境尾根を縦走するコースは三河湾を一望できる最高の眺望で名高い。昨春、週日山行にこのコースを設定したが、新型コロナ非常事態となり中止した。

 一年ぶりの再挑戦だが、出だしから迷走気味であった。名神高速が集中工事のため大渋滞。おまけにとよおか湖公園駐車地から登山口に入るまで迷走してしまい、合わせて予定より1時間ほどの遅れ。幼少期にはなかった林道、作業道が編み目のように通り、なおかつ裸山だった山肌は樹木が生い茂り見通しは効かなくなった。里山歩きは昔より格段に難しくなった。

 登山口から頂上直下まで急階段が続く。いきなりの激登に、みんな無言で足元を見つめ歩を進める。やがて、砥神神社奧ノ宮に着いた。その裏から上がると砥神山山頂だ。南側眼下に三河湾が広がる。やや霞がかかり鮮明さを欠く。すっかり寂れた三谷温泉街の丘や三谷弘法さまの立像が幼い頃の淡い記憶を呼び覚ます。

 以後は尾根筋に延びる古くからの登山道。両側にカシやナラ類の広葉樹の大木が並び、時にヤマボウシやササユリなどが遅めの花を見せてくれる。相楽の森公園を抜け、いくつもの階段のある坂道を上がり切ると御堂山だ。

 ここは蒲郡市史跡「丹野城跡」である。説明板に謂れが書かれていたが、城が建つとは思えないほど狭い山頂部は樹木に囲まれ薄暗いただのピークだった。

 御堂山からはわずかに上下する真っ直ぐな尾根を行く。尾根筋はカシ類やカツラ、コナラやクヌギなど広葉樹の大木がズラリと並び、足元にはそれらの落ち葉が地を覆う。高温が心配だったが、海側から吹き上がる風はひんやりして快い。汗の不快は全くなし。

 展望所として整備された丘の斜面で昼休み。南に広がる三河湾の眺望は砥神山からよりずっと鮮明となった。「蒲郡沖4島」の大島、小島、仏島、竹島のうち満潮時には消える仏島以外はくっきり見えた。
昼ご飯の後、約120m下って国坂峠だ。県道豊川蒲郡線を渡って、林道ゲートをくぐり抜けてすぐ主稜尾根に上がる。以後高度差約250mの五井山まで広葉樹の大木を眺めながらかなりの急登をこらえる。

 平均年齢76.2歳。音を上げる人が出ないか案じたが、心配ご無用でした。暗い林内のトンネルからパット明るく広い山頂に躍り出た。誰もいない。登頂バンザーイの声が三河湾に届けとばかりに響いた。三河湾の眺望も全開、渥美・知多半島の山影も見えた。

五井山頂上で三河湾を見ながらくつろぐ

 下山では当初の山越え周回の予定を変更した。国坂峠から県道を下ってから、とよおか湖に向う林道に出た。とよおか湖公園斜面に架かる長大滑り台ではみんながはしゃぎながら滑り降りた。老いて再び児(子)に還る。健脚健在、かつ遊び心も健在。これこそバンザーイ三唱しよう。

<ルート図>

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