月報「わっぱ」 2023年10月(No.503)
【 月例山行(第15回県民スポーツ大会) 】
高沢山 ( 354m △なし )、大仏山 ( 434.5m Ⅲ△ )、本城山 ( 423m △なし )
NT
- 日程:2023年9月9日(土)(晴れ)~10日(日)(晴れ)
- 参加者:CL.NT、SL.FT、ST、(選手)TT、MH、OH
AI、IY、GM、SD、SK、TS、TM、NH、MY、MK、MT、MM、MH、YH、YC - 地理院地図 2.5万図:美濃(岐阜3-2)
令和5年度、第15回岐阜県民スポーツ大会山岳競技は関市富之保で9月9、10日の2日にわたって開催された。9日夜の前夜祭はコロナも未だ終息しておらず、山岳会毎の親睦会となり他会の訪問は少なかった。それでも若い頃に岩場や雪山で馴染みだった顔に出会うと手を握りあって旧交を温めた。
10日午前7時30分、第14回大会優勝の高山市から小木曽岳連会長にカップを返還されると第15回の開催が宣言された。今年は直前に台風7号の襲来によって競技コースが寸断され、距離を短縮し行われた。大垣市はT選手、M選手、O選手が力走健闘した。順位発表は例年通り集団登山後の閉会式であり、結果は審判団以外誰も知らない。
競技終了後に日龍峯寺へ移動したが、100名以上の人が一斉に車で移動するのであるから最初と最後ではかなりの時間差が生じた。特に大垣は5台に分乗していたので、全車が駐車地へ揃うのにかなりの時間を要した。全員が揃い出発した時は相当後方で、先頭のリーダーの顔は一度も拝めず、注意事項等あったのかも知らず他会の後ろを追っかけるだけだった。
清水の舞台を思わせる日龍峯寺本堂の木階段を登った。本堂内から山の斜面へ道が延びており尾根へ出た。最後尾の担当山岳会には追いかけられまいと頑張って登った。
大仏山へ向かう古道では観音像を何体か見たが、美濃市口野々から見坂峠を越えて日龍峯寺まで三十三体が安置されているようだ。
この夏に訪れた際に大仏山頂の立ち入り禁止を知っており、スル―した。山頂から下った所に富士山、立山、白山の三霊場碑が有った。7月のおりになかった真新しい〆縄が石碑に飾られていた。今日の県スポに合わせて新調したと思われた。
堀切や土塁を幾つか越え嘗て山城であった本城山へ着いたのは12時を過ぎていた。閉会式が14時30分から駐車地近くで行われるので残された時間は少ない。山頂下の木陰で短い昼食休憩となった。閉会式の時間を気にして下山中の休憩は1度だけで辛いと思った方もいただろう。竜神の池まで帰って来るとホッとした。
遠雷が気になる中で閉会式は予定時間通りに行われた。個人表彰から紹介すると39歳以下の部に出場のT選手は惜しくも入賞を逃がしたが実年齢58歳で若者に交じっての4位は素晴らしい大健闘だった。40~59歳の部に出場したM選手も実年齢65歳でありながら3位に入賞した。60歳以上の部で2位入賞のO選手はここ3年来表彰の常連となっており大垣市の総合入賞に貢献した。総合優勝は高山市(2連覇)、2位岐阜市、3位大垣市であった。残念ながら昨年失った優勝カップの奪還はならなかった。しかし、2位岐阜市との差は僅か1点であった。
県民スポーツ大会は市民登山、定時総会と並ぶ会の重要行事であり、数年後には我が会も幹事を担わねばならない。そして大会成績は次年度体連から支給される強化費に直結し会運営の貴重な資金となっているのである。
地理院地図
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