月報「わっぱ」 2023年8月(No.501)
【 一般山行 】 奥三界山 ( 1810.7m Ⅲ△ ) SM
- 日程:2023年6月25日(日)(晴れ)
- 参加者:L.SD、OY、ST、SM、TM、TK、NY、NH、NT、HN、MY、MT、MM、YC、体験山行参加者1名
- 行程:三城交番西駐車場5:00=安八SIC=恵那SA=中津川IC6:15=駐車地の夕森登山口7:10-銅穴の滝7:30-第二登山口10:05-奥三界山12:15〜13:15-銅穴の滝16:35-駐車地の夕森登山口16:50=中津川IC=恵那SA18:00-三城交番西駐車場19:20(解散)
- 地理院地図 2.5万図:三留野(飯田7-3)、奥三界岳(同6-4)[北緯35°41′/東経137°30′]
前半は裏木曽県立自然公園の清流の滝を見ながら整備された林道と登山道を歩き、後半は沢のある登山道を歩いて山頂に至るというコースを往復しました。参加者が多いなか、16㎞ほどのロングコースで高低差も結構あったので、リーダーはスローペースと小休止を多めにとることで対応し、全員を楽しく無事山頂へと導いてくれました。
印象に残ったことを順に挙げるとすると、まずこの沢を遡上しても楽しいだろうなと思わせるほど道沿いに見た滝は美しく、その水も清くかつ岩の形状も色も素敵で目を奪われました。滝の見物だけを目的にして来られたであろうご家族を帰路で見かけたので素晴らしい滝だとわかります。
次に、私は渡渉が苦手な為、並行して掛かっている老朽化で「渡らないで!」の橋を躊躇なく渡りました。あまり良いことではないのですが、橋の崩壊もなく渡りきったとき、心でドヤ顔をしていた気がします。お陰で濡れずに良いスタートを切らせてもらいました。
舗装された林道歩きが大半を占めるハイキングはあまり好きではないのですが大勢で喋りながら歩けたから良かったです。私1人なら選ばない山かも知れません。ですが、1人で登っている男性も女性もいらっしゃいましたので登山経験豊富な方好みの山なのでしょう。というか、そこを過ぎれば変化に富んだ山歩きができましたので、そんなちっぽけなことは最初から頭に無いのでしょう。
橋を渡ればすぐ樹林の急登になりました。45分ぐらいで350mを登ると上部の林道に出ました。そこを延々と歩き、2度目の登山口から登山道に入りました。標高を上げていきますと、青い空に緑一面のコントラストが美しい笹原を垣間見ることができました。ここに来た甲斐があったと思った瞬間でした。開けたこういう景色はとてもいいものです。
その後はお日様の元、明るく苔ひとつ無い沢歩きを楽しみました。雨後で少し水は流れていましたが、通常は涸沢とのことです。清々しくて、これまた素敵でした。
その後の湿地帯ではヌルっとした泥の中に何度も靴を入れそうになりましたが、鏡池前の湿地帯でおばけ水芭蕉を見られたのですから、プラマイゼロになりました。
久しぶりの登山で皆さんとご一緒でき、ゆっくりと山頂で寛いだ楽しい週末はあっという間でした。またよろしくお願いします。
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