大垣山岳協会

山王山、まるまる山、松尾山 2023.04.13

まるまる山

月報「わっぱ」 2023年5月(No.498)

【 週日山行 】
山王山 ( 153m △なし )、まるまる山 ( 135m △なし )、松尾山 ( 140m △なし )
OS

  • 日程:2023年4月13日(木)(晴れ)
  • 参加者:L.TS、IY、OS、OS、HS、MY、MK
  • 行程:三城交番西駐車場 8:00=関市下有知登山口9:20~9:30-山王山-まるまる山-松尾山-長良川展望台-山王山(昼食休憩)11:40~12:45-登山口12:55~13:10=大垣14:10(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:美濃関(岐阜4-1)、美濃(同3-2)[北緯36°10′/東経137°35′]

 4月の週日山行は山王山(153m)、まるまる山(135m)、松尾山(140m)の里山低山三山を縦走する山行だ。昨日の予定だったが、雨予報のため今日に延期になった。それが大当たりで、初夏を感じさせる申し分のない天気で里山を楽しむことができた。

 しもうち登山口に駐車し、準備を整えいざ入山。すぐ十三仏が出迎えてくれた。死後、極楽浄土へと導く十三の仏陀と菩薩である。お参りをしていよいよ登山開始。「かぐや姫の小径」を登っていく。道の脇には八十八体の石仏が鎮座し、竹筒に置かれたかぐや姫らの絵が描かれた小石が目を楽しませてくれた。それにしても上手に書いてある。ゆっくりそれらを見ながら歩き、八十八体の石仏がある道を登ると祠のある広いところに出た。

 ここから「ツツジの咲く小径」「小鳥がささやく小径」をへて山王山山頂に到着。山頂には立派な山名板や山並み表示の銘板、ベンチ等が設置され360°の展望が楽しめた。10分ほど休んだ後 次のまるまる山に向けて進んだ。

 次は「さわやか小径」を歩く。山王山からまるまる山分岐までは急な下りを進み、そこからは登りに。前方に岩肌が見え岩場を少し行くとそこが山頂だった。山王山から15分で到着。

 ここでも眺望を楽しみ次の松尾山を目指す。まるまる山からは急傾斜を下り竹林を進むこと15分程で松尾山分岐に。分岐からは松尾山への尾根に登るが、低山にしてはかなりの急登だった。なだらかな稜線になり広場にベンチも設置されていたので山頂かと思ったが山頂はここから100mくらい進んだ所である。山名板は無かったが山頂展望台の看板があった。眼下には長良川が流れ、小瀬鵜飼の乗船場が見えた。ここからの景色もなかなかいい。今日は黄砂の影響で遠くの山々は霞んでいるが、長良川のエメラルドグリーンで美しい川面はバッチリ見えた。

雑木林の中、松尾山への登り

 三山縦走したので帰りは「美樹の小径」を通り岩場休憩地、長良川展望地での眺望を楽しみながら山王山まで戻った。山王山到着後すぐに登頂記念写真を撮り昼食に。関市市街を見下ろせるベンチに腰掛け、眺望と銘板を見ながら登った山々の話に花を咲かせ、1時間の昼食を楽しんだ後下山した。

 低山だったが登山道にはロープが張られたり、小径に名前が付けられていたり、案内図や説明板がしっかり付けられていた。きれいに整備された登山道を見ると、地元の人々に大切にされている山なのだと実感した。つつじの花などもほとんど終わっていたが、新緑が目に優しく気持ちの良い山行ができた。

<ルート図>

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