大垣山岳協会

大雪の南宮山 2020.12.17

南宮山

【 個人山行 】 南宮山展望台( 404m )  清水 友子

  • 日程:2020年12月17日(木)
  • 参加者:清水友子(単独)
  • 行程:南宮神社駐車場10時10分→展望台11時55分~12時10分→南宮神社駐車場13時15分
  • 地理院地図 2.5万図:大垣

 今季初めての雪が降り、関ケ原は20cmの積雪だとニュースでの情報。養老山や伊吹山は厚い雪雲に覆われている。新雪を踏みたくて南宮山に行ってみた。

 神社ではまだ地面は見えていた。南宮稲荷の赤い鳥居辺りでは、頭上から雪解け水が雨のように降ってきた。

 獣除けの柵のを開けて中に入ると一度に雪が増えて銀世界となった。

二合目付近

 湿った重い雪のせいで椿などの樹木が倒れてて道を塞いでいた。最初は雪を払って木を立てようと思ったが、多くの木が折れてしまっていたので無駄だと分かった。

 ここまで登って来るのに何本の倒木を避けて歩いてきたのか。

 雪が解けたら登山道は倒木で歩きにくく荒れ果てた風景になっていて、登山道の整備にはかなり人出がかかるだろう。

 高山神社の前には3,4本の大きな枝が落ちていたが、お社は何とか難を逃れていた。

 頭上には綺麗な雪が。

 積雪は段々と深くなり40~50㎝は有るだろう。雪が重い。中々先に進めない。

 やっと展望台に到着した。標高差350m位なのに何と2時間もかかってしまった。

 休憩しているうちにだんだん晴れてきて、素晴らしい眺めとなった。麓には雪はほとんど無いがここは大雪だ。

 帰りの登山道で空を見上げると芸術的な風景を楽しめたが、気温が緩み樹木からは雪の爆弾とシャワーを何回も受けた。これもまた楽しい。

 こんな倒木が多数あり、また折れた大きな枝が頭上の木にひっ掛かっていたり、南宮山でトレーニングする登山者は注意が必要だと思った。

コメント