月報「わっぱ」 2014年8月(No.393)
【岩登講習会】 鈴鹿石水渓 後藤 正雄
- 日程:2014年7月21日(月・祝)
- 参加者:L.佐竹良、他5名
- 行程:大垣5:00=石水渓(駐車地) 6:30~7:00-7:05岩場(講習地)-14:00石水渓(駐車地)14:30=大垣16:00
- 地理院地図 2.5万図:伊船
講習会予定日の日曜は雷雨の予報のため、翌日に順延となった。そのため、参加人数は6名と少な目となった。石水渓に着くと、すでに汗がうっすらと浮かぶ。今日は暑くなりそうだ。駐車地から数分で傾斜のゆるいスラブの講習現場に到着。
まず、リーダーからビレイ(確保)について講習。岩壁にザイルを2本セットして登攀の練習。1本は途中にランニングビレイ(中間支点)があり、カラビナ(タイブロック等)を付け替えて登って行く。頭では理解していても、本番となると支点での付け替えがうまく行かず、こんがらがってしまう。みんな試行錯誤の連続であったが、次第に勘を取り戻してきた。
左側のザイルは途中ホールドがほとんどない。でも、きついとかいいながらも簡単に登る人もいる。私は1本目の途中でギブアップ。簡単なところを1本登って自信をつけてから再チャレンジ。踵を落としてフリクションを効かせながら登るようにと指導を受けながら登りきる。つま先で立ちこむように登るという意識が強すぎて、岩にへばりつき気味になっていた。意識的に靴裏の前半分に重心をかけていくと自然と踵も下がり、滑らなくなった。さらに、私としては難易度の高いコースにもどんどん挑戦した。
また、今回はクライムダウンも何本か行った。手足を置く位置について、先を考えないといけない。クライミングは頭のスポーツでもあると実感した。
10:30頃に大休止。太陽が照りつける中、木陰で昼食。下からは子供たちの歓声が聞こえる。食後も数本登った後、ザックを担いでさらに上部へ。ここから、山間をぬける新名神高速が見え眺めは抜群だが、下を見るとそれなりの高度感がある。
切り立った壁の前で実技は一旦終了。ザイルを使い懸垂下降で下山。最後に、ハーケンの打ち方についても講習をうける。日ごろ思い切り金槌を振り回すことなどしたことがないので、狙い通り当たらない。これも練習を積むしか道はなさそうだ。
コメント