月報「わっぱ」 2013年2月(No.375)
【 月例山行(初登り) 】 養老山( 859m Ⅰ△ ) 説田 敏昭
- 日程:2013年1月6日(日)
- 参加者:L.藤井利、藤井真、犬飼進、渡辺一、小倉幹、近藤初、小倉繁、清水き、桑原美、五井貞、古林定、杉本眞、後藤友、桐山美、米山多、大野単、犬飼芳、川合幸、羽賀和、百瀬み、大城幸、大原和、田中善、小倉厚、大橋辰、霜田光、大杉す、成瀬八、山田哲、越智よ、説田敏
- 行程:大垣7:00=養老公園駐車場8:00-登山口8:35-三方山9:45-小倉山(841m)10:10-養老山10:40~11:30-小倉山12:00-旧牧場跡13:00-公園駐車場14:40=大垣
- 地理院地図 2.5万図:養老
まだ夜の明けない集合場所の駐車場を31人の参加者が7台の車に分乗して養老公園に向かった。空に雲が広がるが、おおむね晴れ。一時の寒気が緩む好天だ。
林道から養老の滝上の沢を渡ると登山口。積雪は10cmほど。よく踏まれた圧雪、落ち葉の上の積雪、そして凍結した階段状の道と、一歩も気を抜けない。キックステップでジグザグを切って高度を上げる。山腹を登りきり尾根の取り付きで小休止。額には汗がにじむ。「暑い!」、着衣を1枚ぬぐ。
三方山まで距離にして900mと表示。尾根上の雪は輪かんを着けるほどではない。ときどき冷たい風が雪を舞い上げて吹きつける。「うっつ、つめてぇ!」。尾根を西から南に緩やかに振って、雪に覆われた丸太階段を上がっていく。アップダウンを繰り返し三方山頂上。遠くの山々は霞んで見えなかったが、眼下には淡い光が濃尾平野を浮かび上がらせ、木曽三川がキラキラと輝いて流れていた。
三方山から笹原峠までは、快適な遊歩道を進む。明るい開けた笹が原から丸太組みの登山道を登ると小倉山の山頂(写真は小倉山山頂手前の斜面で)。8の字形に散策道があり、西よりに進むと展望のよいあずま屋がある。ここからの展望も雪雲に覆われて、霊仙山も笙ヶ岳も見ることができなかった。
小倉山から下りアップダウンを繰り返し、最後に細い登山道をいっきに登って頂上。潅木に囲まれ展望はきかない。
岐阜県には17点の1等三角点がある。ここもそのひとつ。標石がデカイ。新会友の越智さんの音頭で万歳三唱。全員が、車座に腰を降ろしてにぎやかに昼食。食後には初登りにちなみ、「一月一日」(年のはじめ)を合唱してから、笹が原まで戻る。ここからは滑りやすい往路を避けて左に道をとって養老山地の尾根を通った後、長いながい階段を下った。
コメント