大垣山岳協会

尾城山 2022.05.08

尾城山

月報「わっぱ」 2022年6月(No.487)

【 一般山行 】 尾城山 ( 1133.0m Ⅱ△ ) 村田 美保

  • 日程:2022年5月8日(日)(快晴)
  • 参加者:CL.村田美、SL.丹生統、安藤正、奥田恭、小倉繫、小倉幹、北川稔、桐山美、近藤味、竹森せ、藤井利、宮川祐、宮澤健、安村單、山中晴、山本知
  • 行程:三城交番西駐車場7:00=R21号=R41号=R256号=御宮有本林道脇車止9:05~9:30-休憩所10:15-尾城山10:35~12:00-車止12:40-大垣16:00(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:小和知(飯田10-4)

 ゴールデンウィーク最後の日曜日の一般山行は尾城山で行われました。尾城山は中津川市、白川町、東白川村の3市町村の交点に位置し、標高は1133mです。登山口はそれぞれの市町村にあるようですが、白川町から登られることが多いようです。山名の由来は尾根上にあった城という意味だそうですが、城といっても砦のようなものであったようです。

 快晴の中、総勢16名車4台で大垣を出発しました。今回新しく入会された近藤さんと北川さんが初参加しました。車窓からは新緑の山々が美しく、藤の花が満開でした。2時間ほどで御宮有本林道脇の駐車地に到着しました。登山口には立派な看板が設置されていました。

 今回は沢沿いを歩くのでヒル対策を入念に行いました。最近入会された方々に丹生理事長が地図とコンパスの使い方を指導されました。

 スギやヒノキの植林の中、緩やかな登山道を登り始めました。しばらく登って行くと、ところどころ石畳を思わせるような場所や沢の水が染み出て歩きにくい場所がありました。丸太の橋が2個所あり滑らないように気をつけて渡りました。登山道の周辺には苔むした岩がゴロゴロしていました。

 休憩所と書かれた看板で小休止。登山道の横にス-ッと1本のマムシグサが咲いていて、写真をパチリ。茎がまむしのうろこのようになっているのでそんな名前がついたようです。

 「尾城山山頂まで0.6 km」と書かれた看板付近からは左側が自然林、右側が植林に分かれていきました。自然林側の葉の緑色が陽の光にあたってキラキラ輝いてずっと見ていたいと思いました。30mほど歩くと「佐見川源流」と書かれた看板があり、何人か近くまで寄って確認されていました。尾根に上がる手前から笹原になっていき、九十九折りに登っていくと境界尾根に出て、中津川市の加子母からの登山道に合流しました。

 尾根を右に折れて200m登ると山頂に到着しました。山頂は広く笹原はきれいに刈り払われていて立派な東屋がありました。山頂からの眺望は御嶽山、高時山、遠くには白く輝く白山を見ることが出来ました。全員で輪になり北川さんの掛け声で万歳三唱した後、尾城山と書かれた石碑の前で記念撮影をしました。

深緑に包まれた尾城山頂上で参加者一同

 早々に到着したので昼食を長めにとり、楽しい時間を過ごせました。12時に下山を開始して40分程で無事登山口に着きました。

 今回の山行は私の初めてのリーダーでしたが、参加者の中には経験豊富な先輩方が多くみえたため、無事に終えることが出来ました。感謝致します。まだまだ未熟者ではありますが、これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。

<ルート図>

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