【 個人山行 】 御池岳 ( 1247m △無し ) 清水 友子
- 日程:2021年3月27日 (土)
- 参加者:清水友子、大垣山岳協会会員2名、他1名
- 行程:駐車場8:22→鞍掛峠8:50→P1056 9:38→鈴北岳10:06→登山道分岐10:18→御池岳11:01→丸山11:15→ボタンブチ11:27→昼食点11:44?12:20→御池岳12:26→真の谷分岐12:44→元池13:05→鈴北岳13:20→P1056 13:33→鞍掛峠14:05→駐車場14:25
- 地理院地図 2.5万図:篠立
冬の間閉鎖されていた鞍掛トンネルが3月25日に開通になり、登りやすくなった鈴鹿山系最高峰の御池岳にむかった。
比較的早く家をでたつもりであったが、鞍掛トンネル東口駐車場はすでに満車であった。不安を感じながら滋賀県側の西口に向かったら運よくかろうじて停めることができた。
鬱蒼とした植林を抜けると高圧線鉄塔があり、そこから雑木林に変わった。すぐに鞍掛峠に着き、東口からの登山道と合流した。そこには昔からの峠越えの安全を願うお地蔵さんがあった。
尾根に出ると、まだ小さいが樹木の新芽が膨らんでいた。ここからは明るく快適な尾根道を登る。木々の間からは来週、市民登山で登る霊仙山が展望できた。もうすっかり雪が解けて福寿草が見ごろだろう。
麓に車を停めていた多くの登山者はかなり先を歩いているのかあまり見かけない。
標高点1056付近は苔の道、鈴北岳まで標高差で100mちょっと、もうひと登りだ。
振り返ると尾根道の先に、山岳協会で登山道を整備した烏帽子岳が見える。
晴れてはいるのだが、山全体に霞がかかり伊吹山や霊仙山が浮かんでみえる。鈴北岳から御池岳方向を見ると、草原のような台地が広がり大小の窪みが多く見られた。石灰岩台地のドリーネなのだろう。
御池岳に登る登山道は登山者が多いので、バリルートを歩くことにした。
至る所に苔むした石灰岩があり日本庭園を思わせる。同行者が昔歩いた時は笹やぶが生い茂っていたが、その笹はどうして無くなったか不思議だといった。御池岳は前方に見えているので迷う事は無い。この時期しか歩けない静かな道だ。
窪地の中に水がたまった池もあった。(後で調べてみたら丸池というらしい)
御池岳山頂に着いたが混み合っていた。山頂を通り越して奥の平まで足を伸ばし、そこからボタンブチへ向かった。
昔は御池岳からボタンブチへ向かう道は背丈を超える笹が茂っていたそうだ。
ボタンブチでスリルを味わい、次に天狗の鼻へ。
風を避けて昼食を摂ったのち、御池岳を通り下山にかかる。
帰りは通常の登山道を歩く。鈴北岳に戻る途中でもう見納めの福寿草がぽつんと咲いていた。
鈴北岳に戻る途中に元池に寄る。
朝登ってきた尾根にでると馬酔木の木が花を一杯つけていた。あと、ひと月もすれば新緑の山となるだろう。
コメント