大垣山岳協会

遠かった八甲田山 2020.10.07

八甲田山

【 個人山行 】 八甲田山( 1585m Ⅰ△点 ) 清水友子

  • 日程:2020年10月7日
  • 参加者:清水友、他1名
  • 行程:ロープウェイ上駅8:59→宮様コース分岐9:28→赤倉岳10:02→井戸岳10:26→避難小屋10:41~10:56→大岳11:21~11:41→避難小屋12:00→上毛無岱13:01→宮様コース下分岐13:13→宮様コース分岐14:05→ロープウェイ駅14:35

 当初、酸ヶ湯温泉から登り、大岳、毛無岱と周回する計画であったが、宿泊地の出発が遅れ、楽なロープウェイを利用することとなった。

 ロープウェイ窓からは北西に岩木山や日本海 北に下北半島や津軽海峡を見ることができた。

 標高1300mの山頂駅から歩き始めるとすぐに八甲田の山々が見え、眼下には毛無岱の湿原が見えた。

 低い針葉樹林の平坦な道を進んでいくと複数の火山の一つである、なだらかな田茂萢たもやち岳が見えた。その手前には草もみじの大きな湿原と沼が見え美しい景色だ。

 少し歩くと「宮様コース」分岐に着いた。

 ここから少し急になり、登るにつれて標高が低くても次第にハイマツや笹が多くなってきた。

 登り詰めていくと標高1548mの赤倉岳に到着した。登ってきた反対側は大きな爆裂火口となっていて切れ落ちていた。

 赤茶けた砂礫の道を足元に気をつけながら歩くと標高1537mの井戸岳に着く。

 井戸岳にも大きな火口があり周りを半周くらい回った所から急坂を下って行くと大岳の鞍部にある避難小屋に到着した。酸ヶ湯温泉から周回コースで大岳を超えて降りてきて毛無岱へ降りる道との分岐になっている。

 山頂は目の前にあり一気に登ると標高1585mの八甲田大岳に到着した。

山頂付近の紅葉は終わっていたが、山裾の方の紅葉はまだまだ真っ盛りだ。熊笹と低い針葉樹と湿原の草もみじの景色は素晴らしい。

 名残りを惜しみつつ頂上を後にして避難小屋の分岐から毛無岱へ下りることとした。本来であれば毛無岱の入口で宮様コースへ進む予定だが、朝からずっと見えていた上毛無岱湿原まで行く事にした。

 木道の脇には所々に池塘があり、夏にはお花畑になるだろう。

 もっと先まで行きたい去りがたいがロープウエーに戻る為、先ほどの分岐まで戻って宮様コースに入る。このコースは登山道ははっきりしているのだが最初から最後まで道はぬかるんでいて、大きな笹が生い茂り小刻みなアップダウンも多く展望も全くない。途中であった地元の人が、このコースはあまり人は通らないといわれた。なんでも皇族の方がここをスキーで滑降したからその名前がついたと言われた。

 少し苦労をしたが朝登ってきた宮様コース分岐に着く。八甲田の山々、湿原を何度も振り返りながらロープウエー駅に戻った。最後に遠く岩木山を眺め八甲田山を後にした。

最後(下)の写真は翌朝、睡蓮沼から八甲田を見たものです。

<ルート図>

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