大垣山岳協会

オハイブルーの海を楽しむ・オハイ 2026.03.08

オハイ

【個人山行】オハイ(大配) ・頂山(397.9m 二等△) 三重県尾鷲市九鬼 ST

 三重県の尾鷲にはエメラルドグリーンに輝く海がありオハイブルーと呼ばれる断崖絶壁の場所があります。ここは3年ほど前に教えてもらい訪れた事があるが、あの吸い込まれそうな海をもう一度見たくて頂山の二等三角点を経由する距離約9キロ、標高差700mの周回コースを歩いた。

<ルート図>
  • 日程:3月8日(日)天候:晴
  • 参加者:ST、他3名
  • 行程:某駐車場5:00=桑名東IC=伊勢自動車道=安濃SA6:00=紀勢自動車道6:30=紀北IC出口=九木漁港=九木コミュニティセンター駐車場7:30ー登山口7:50ー林道8:40ーAB分岐9;00ー頂山9:15ーはかりかけ岩9:35ーオハイ11:00~11:45ー猪垣広場12:45ー九木コミュニティセンター駐車場13:20
  • 地理院地図2.5万図:尾鷲

 九木コミュニティセンターに車を止めて九木集落から登山開始だ。

<集落は高台にありここで産出した石を利用した階段や石垣の塀が続いた>
<集落跡の高い塀は津波対策だと思われた>

 集落が途切れると鬱蒼とした山道になるが山側には石積みが続いてかつてここに人々が生活していた痕跡が残っていた。暫く雑木林の道が続いた後、風景が変わり整備された林道にでた。案内にしたがって先ずは頂山の原生林方向に進んだ。

<このような案内標識が設置されている>
<以前は沢山の杉が植えられていたようだが伐採された登山道>

この登山道はかなりの急坂だが、振り返り北を望むと尾鷲湾のリアス式海岸が青く輝き美しい。

<九木は漁港の盛んな所で遠くに漁船がみられた>

伐採地を登り切り展望のない山道を進むとA.B分岐という案内版があり地図を確認してAルートをを選んで頂山を目指した。
鬱蒼と生い茂った林の中を下り再び緩やかになった所に二等三角点のある頂山の山頂に到着した。

<二等三角点のある頂山山頂は展望は無い>

ここで休憩。そこから東へ250mほど行ったハカリカケ岩という展望地を目指す。尾根を左に外して進むとそれまでの植林帯から景色は変わり巨大な岩が点在する場所にでた。大昔の火山活動でできた火山岩が立ちはだかっていた。

<巨大な大岩は大きすぎて写真が巧くとれなかった>


雑木林に覆われて辺りは薄暗いが御在所にあるおばれ岩や獅子岩のような巨岩がいくつもあった。
ハカリカケ岩の上に登ると熊野灘が眼下に広がり北には志摩半島が見え、静かな海が広がっていた。

<ハカリカケ岩からの展望>

景色を楽しいだ後、尾根に戻りアップダウンを繰り返すと広場みたいな場所にでた。時代はわからないが此処にもかっては人が住んでいた痕跡が残っていた。

<さらに東方向に下だると細い沢から水が流れていた>

途中下山ポイントである九木遊歩道分岐の標識を確認しオハイに向かった。

<沢沿いを下るにしたがって水量が増えて滑滝が勢いよく流れていた>

大昔に火山の噴火で飛んだ大小の溶岩が左側斜面に傾れ落ち、その上には苔がびっしりと付いて深く静かな森が広がっていた。
例えるならなら御嶽山の開田登山口の様な雰囲気だ。
潮の香りが漂い始めして急傾斜の沢を下ると

<オハイブルーの景色>
<絶壁の岩にたちオハイの標識を持って撮影 落っこちないでね>

オハイ(大配)の配は崖、淵の意味するそうだ。到着時間が早かったせいか先客は3人ほど。ほぼ貸し切りで紺碧の海を楽しんだ
遠くに漁船が浮かんで素晴らしい景色だ。

<戦後81年になるが日本の平和に改めて感謝したくなった>

オハイブルーを楽しんだ後は再び沢沿いの道を登り九木遊歩道分岐まで戻ってきた。そこから遊歩道最高点や、景子橋、展望台、猪垣広場がある中道を西に進むと九木の漁村の路地にでた。歩いていると海の透明度の高さには本当に驚く。海の色と同じ鮮やかな青い子魚が沢山泳いでいた。

<来年の大垣山岳協会の企画山行に選ばれる事を期待したいと思った>

コメント