大垣山岳協会

うっすらと新雪の積もった御在所岳 2023.11.19

御在所岳

【 個人山行 】 御在所岳 ( 1212m Ⅰ等△点 ) ST

  • 日程:2023年11月19日(日)(曇り時々晴れ)
  • 参加者:ST、他1名
  • 行程:大垣6:00= 蒼滝トンネル先駐車場7:15→御在所裏道登山口7:30→藤内小屋8:05→770m(5合目)8:40→920m(7合目)9:30→国見峠9:50→山頂10:25~11:00→武平峠11:50→表道登山道分岐12:35→三ツ口分岐→駐車場13:20
  • 地理院地図 2.5万図:御在所山
<ルート図>

 今週末は強い冬型の気圧配置になり山岳協会の企画があった姥が岳も天気が悪く中止になってしまった。北陸方面は天候の回復は望めなかったが鈴鹿は好天の予報であった。ずっと御在所岳に登ってなかったので裏道から登り、帰りは武平峠に降りて峠谷を下り、国道477号沿いの駐車場まで周回してみようと思った。鈴鹿の山は混雑が予想されるので朝早く出発をした。

国道477号線沿いの道路から裏道に入る。

 斜めに傾いた鉄の通路を渡り工事中の道路に出ると右上に日向小屋が見えた。2008年の大規模な土石流で日向小屋は大きな被害を受けた。以前は小屋の前が登山道となっていたが、少し離れた所に建て替えられ立派な小屋になっている。

日向小屋

 久しぶりに歩いてみると、沢を渡る橋は新しくかけ替えてあった。整備された登山道を進むと中道分岐の看板があったが、わざわざここまで来て中道に入る人は少ないだろう。まだこのルートは登っていない。

 暫くすると藤内小屋がありここで一休み。数人の若者が藤内壁のクライミングをするのだろうか集まってミーティングをしていた。前日は雪が降ったので岩が凍っていたら難しい登攀になると思った。

右側にはクライミングの練習場になっている兎の耳

 土石流跡の大小の岩が点在する道をいくと垂直に伸びた兎の耳という名前のついた岩がある。岩の上部を見るとハーケンが打ち込んでありクライマーもここで基本の練習をするのだろうか。

 沢を渡り少しづつ高度を上げた辺りから藤内壁がよく見渡せたが何回見ても絶壁に近い。左には藤内壁出合の看板があった。

藤内壁への入口
標高920m辺りから眺める山頂方向には雪がうっすら積もっている。

 5合目付近でであった登山者から山頂は積雪があるから気を付けてくださいと言われたが、着くころにはかなり融けているだろう。

 標高1022m辺りから植生が変わり登山道に雪が少しついてきて周りを見渡すと一気に冬景色になった。東を眺めると遠く名古屋まで一望でき今季初めての雪に心が踊った。

樹木に雪の花が咲く、初雪

 衣服調整をし冬景色を眺めながら登ると国見峠分岐に到着。それぞれの方向から登ってきた登山者もおおくなり山頂は大賑わいが予想された。

 看板にある上水晶谷から登る御在所岳は道の不明瞭なコースであるが変化にとんで面白い。数年前にこのコースを歩いたが途中で猿の集団に遭遇。緊張して猿の縄張りを通過した記憶がある。熊も怖いが、猿の軍団も怖い。

 国見峠からは直接山頂に向かった。

上水晶谷への道、山頂への道は直ぐ先で分かれる。
西には鈴鹿の奥座敷と呼ばれるイブネ・クラシの山

 直登コースは上部から流れ落ちた大小の岩が多く歩きにくいが薄く積もった新雪は登るのも楽しい。以前は歩く人が少なかったが、今日はもう何組かが下りてきた。

 山頂近くになると広い平原になりロープウエイとリフトに乗って山頂をめざす観光客が多く見られた。

規模は小さいが雪が積もれば楽しいスキー場になる。

 程なく御在所岳山頂についた。色んな言語が飛び交い大勢の観光客で大賑わいであった。山頂は風も少しありダウンを着こんでも寒い。空気は冷たく身体が上手く対応できないので早々に昼食を終えて武平峠へ下山を開始。

北陸方面はあまり天気は良くないようだ。

 峠道にある二か所の岩場は慎重に下りた。前にも歩いているのだが岩場の記憶がなかった。

岩場の一つ
御在所岳の下山途中から眺めた鎌が岳

 程なく武平峠に着いた。ここは山岳協会週日山行で9月に鎌が岳に登った峠である。

武平峠から湯の山温泉に向かう。

 峠から東に下りると国道にでて、近くには武平トンネルがあった。

 駐車場から再度登山道に入るが、峠谷の沢沿いの道は若干不明瞭な道だった。過去にこの道を歩いているのだがやはり全く記憶がない。表道登山道と合流すると踏み跡がしっかりしてきて、何度か歩いている三ツ口谷分岐に来るとさらに明瞭となった。

 最後はスカイラインの道路上を歩いたが、車が結構なスピードで走ってくるので常に気を使いながらの車道歩きが長かった。

 10月の下旬になっても気温が25度という日があったが、11月になりやっと冷え込む日がつづいた。御在所岳は人気の山で登山者が多かったが、武平峠からの峠谷道は登山者もいなく静かな晩秋を楽しんだ。

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