月報「わっぱ」 2016年3月(No.412)
【 個人山行 】 御在所 藤内壁分岐下河原 鈴木 正昭
- 日程:2016年2月11日(木・祝)
- 参加者:L.杉本眞、竹森せ、鈴木正、後藤友、柴田悦、林旬子、酒井康、越智洋、山本愛
- 行程:大垣8:00=鈴鹿スカイラインゲート前9:30-藤内小屋10:35~55-藤内壁分岐下の河原で黙祷11:20~40-登山道脇で昼食11:55~12:35-藤内小屋12:45-13:40駐車地
- 地理院地図 2.5万図:御在所山
小雪がちらついた事故当日とは違って、真っ青な空と明るい陽光があふれる快晴だった。ゲート前の路側にはすでに登山者たちの車がズラリと並んでいる。総勢9人の内、杉本、後藤以外は事故当日のメンバーだ。雪のないスカイラインを歩き始める。北谷の河原沿いでやっと雪面が現われた。藤内小屋でお世話になった管理人に挨拶。ここで何人かは各自の判断でアイゼンを付ける。
小屋を出ると、広い北谷河原の先に一片の雲もない濃い青の空が広がる。その向こうに高見さんが微笑んでいるかのようだ。事故現場に近い藤内壁分岐のすぐ下の陽光がそそぐ空地を追悼供養の地とした。積雪5cmほどの雪の中に持ち寄った切り花と蝋燭、線香、缶ビールを御供えして黙祷。みんな、笑顔を絶やさず優しかった高見さんを思い浮かべて哀悼の祈りを捧げた。
コメント