大垣山岳協会

新雪の御在所山 藤内沢 2021.02.10

御在所岳

御在所岳 ( 1,212m Ⅰ△ ) 丹生 統司

 ダイスケ君から10日に休暇が取れた、ついてはお暇ですか?こっちは毎日がサンデー。さて何処にしようか、思案の末御在所山藤内沢に決めた。昨年40数年ぶりに訪れた3ルンゼの氷の小ささに昔日のブルーアイスのイメージが壊れた。しかし今年は岐阜の山々は降雪が多い、であれば鈴鹿は冷え込んで期待したブルーアイスに会えそうな予感がした。

  • 日程:2021年2月10日(水)
  • 参加者:丹生統、佐藤大
  • 行程:-
  • 地理院地図 2.5万図:御在所山

 ダイスケ君に我が家迄迎えに来ていただき社長出勤ならぬ社長山行だ。国道365号を南下して藤原町に入ると鈴鹿の山並みが白い。鈴鹿スカイラインを走ると周りに雪が出て来た。木製橋が凍っていないか心配したがそこまで冷え込んではいなかった。

 若い日、週末になると東海道線で大垣に出て近鉄養老線で桑名、四日市を経て湯の山温泉駅からバスで湯の山へ、藤内小屋から見下ろす四日市の夜景は綺麗だったとダイ君に昔話。

 藤内沢出合から仰ぐ籐内壁、一の壁の上部三段ハングとバットレスに挟まれて1ルンゼが見えるが氷の発達が今一のような、この分だと3ルンゼのブルーアイスが気にかかる。

 テスト岩に4人組が居たので尾根から藤内滝を捲き雪のバンドをトラバースして沢に降りた。滝上から2015年2月1日、此処に眠った高見に手を合わせた。

 新雪は20㎝を越えていたが先行者のトレースに助けられた。左上に中尾根を見て急登が続く雪下の氷は柔らかく流れる水音が聞こえた。2ルンゼの氷は白く発達していなかった。

藤内沢は風が吹き下ろして寒い、振り返ると前尾根P6フランケに陽が射していた。

 前尾根のヤグラを見下ろす位置にいた。その向こうに養老山から多度山の山並みが見えた。

 3ルンゼに到着した。悲しいほど小さくて貧弱なブルーアイス、ブルーの濃さも昔日の面影が見られない。週末にはこの小さな氷に人が群がるのだろうか。

 藤内沢に入って休みなしで来たので3ルンゼで休憩したが風が吹き抜けて寒く背中のザックを下ろす気になれない。上を見れば樹氷が招いているようだ。

 息を切らせて山上公園遊歩道に出ると素晴らしい樹氷が迎えてくれた。山頂へ行くつもりは最初からなく陽だまりを捜して歩き雪が切れた歩道の膨らみで昼食休憩をした。

 休んでいる前を観光客や登山者が通り過ぎて行った。場違いのハーネスやヘルメットは仕舞っていたが何故か異端の気がして早々に国見峠から裏道を下った。完

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