大垣山岳協会

点名・倉見(倉見山) 2022.01.23

倉見山

月報「わっぱ」 2022年2月(No.483)

【 一般山行 】 点名・倉見(倉見山) ( 926.7m Ⅲ△ ) 村田 美保

  • 日程:2022年1月23日(日)(曇り)
  • 参加者:CL.宮澤健、SL.丹生統、大谷早、加藤美、金光鏡、柴田悦、清水友、清水満、竹森せ、林 旬、藤井利、藤野一、堀 洋、堀嵜尚、宮川祐、村田美、山中晴、山本知、体験山行1名
  • 行程:中之江駐車場7:00=道の駅「織部の里」7:25~7:30=道の駅「うすずみ桜の里・ねお」8:00~8:30-登山口8:45-点名・倉見12:05~13:00-道の駅14:20~(入浴)~15:40=中之江駐車場16:30(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:樽見(岐阜7-3)、能郷(同6-4)

 点名・倉見は道の駅「うすずみ桜の里・ねお」の裏山的存在で、2018年に本巣市が能郷白山開山1300年記念を機に登山道が整備され、「倉見山」と名付けられました。以前は藪山愛好家の間で登られるのみであったようです。

 大垣を出発して道の駅「織部の里」で揖斐、本巣、岐阜市の3名との合流を兼ねてトイレ休憩。そこで宮澤リーダーが今日はワカン、ラッセル訓練をしますと話され、体験山行に参加される尾内さんの紹介がありました。

 総勢19名で「織部の里」を出発しました。国道157号を北上すると窓の外は雪景色になっていきました。30分ほどで登り出しの道の駅「うすずみ桜の里・ねお」の駐車場に到着して身支度を整えて出発。喫茶「茶畑」の東角を北上し貯水槽の横のフェンスをくぐり階段を登って用水路に沿って進んで行くと登山口に到着します。ここでワカンを装着しましょうとリーダーの指示がありました。ワカンの装着が初めての方が数名おられ、ベテランの方々が指導されました。

 登山口からは植林地の斜面を登り標高440m付近で衣類調整の小休止。次第に積雪が多くなってきたので順番にラッセルをすることになりました。ノルマは1人200歩に設定されました。私はまだ数回しか雪山山行に参加したことがなくラッセルは全くの初心者なので頑張ろうと思いましたが、深い雪に足を取られたり踏みぬいたりとバテバテになりました。丹生理事長からラッセルは出来るかぎり真っ直ぐに進むことを教えていただきました。

標高500mを超え本格的なラッセルとなる

 初心者もベテランの方々も順番にラッセルして高度を稼いでいきました。標高650m付近から急登になり、ワカン初心者の宮川さんがラッセル大奮闘でした。

 途中、後ろから熊棚があると言われ上を見上げると、10mくらいの高所に作ってありました。熊はあんな高いところに登るんだとびっくり。

 黄色の3番と書かれた標識をすぎると道は緩やかに右に曲がります。標高880mのピークの横をトラバースし左の尾根を上ります。夏道とは違うコースを進みました。50mほど進んで行くと倉見山と書かれた山名板が雪の中にありました。全員の頑張りで登頂できて感激でした。残念ながら山頂の眺望はあまりよくありませんでした。

 初ワカンの金光さんの掛け声で万歳三唱して集合写真を撮りました。曇り空でしたが風もなく穏やかな中1時間弱の食事タイム後下山開始。登ってきたトレースをたどり下山していきました。下山は登りの半分の時間で登山口に着きました。下山後はうすずみ温泉で入浴して疲れを取りました。

 今回の訓練は私を含め初心者が多い中ベテランの方々にいろいろご指導していただきありがとうございました。これからも講習会などにどんどん参加して体力、技術、知識を身に付けて頑張っていきたいと思います。

<ルート図>

ルート図


暑くなりました。衣服の調整。
ラッセル交代
倉見山登頂
山頂にて集合写真(その1)
山頂にて集合写真(その2)
下山前
下山開始

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