大垣山岳協会

新春初日の出山行 金生山 2022.01.01

金生山

月報「わっぱ」 2022年2月(No.483)

【 新春初日の出山行 】 金生山 ( 157m △なし ) 堀 義博

  • 日程:2022年1月1日(土)(晴れ)
  • 参加者:L.堀 義、岩田嘉、小倉繁、清水克、竹森せ、宮澤健
  • 行程:大垣北消防赤坂分署6:00-金生山6:35~(初日の出7:02)~7:20-大垣北消防赤坂分署7:50(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:大垣(岐阜8-4)

 今年は雪が多い。朝、家を出る時も一面真っ白だった。加えて朝の冷え込みが厳しい。この分では金生山へ登る坂道はツルツルかもしれないと心配しながら歩き出す。30分ほどかけて集合場所に到着。既に皆さん揃っていた。

 新年の挨拶をかわし、定刻の6時に出発。子安神社の辺りから坂道が始まる。予想通り凍っているがそれほどでもなく、勇ましく登ってくる車もある。けれどそれも金生山神社横の駐車場までで、その先の急坂はツルツルで、とても車で登れる状態ではない。

 かなり人は登ってきているが、みな慎重に足を運んでいる。多くの人は路肩のガードレールにつかまって登っている。これが一番確実である。私も齢を考え、あまりいい格好をせず、ガードレールを頼りに登って行った。途中から右折し歩道に入るとガードレールはない。ストックを頼りに一歩一歩。長い間この山に登ってきたが、初めての経験だった。

 ようやく虚空蔵さんに着きお参り。その先の階段も凍っているので手すりを頼りに慎重に登って行く。無事、何時もの見晴らし台に到着。苦労して登ってきただけ、見晴らしはいい。下界は一面銀世界である。空が白んでくると、雲一つない快晴であることが分かる。いい初日の出が期待できる。

 下りを心配して用意してきた熱燗もあまり飲まず、日の出を待つ。待つこと15分少々。東の空にわずかに浮いていた雲が真っ赤に染まり、その直後に太陽が顔を出す。いい初日の出だ。いい年になることを願う。

初日の出直前の様子。下界は銀世界。

 周りの人が一斉にカメラのシャッターを切る。そして皆が引き揚げた後、恒例の「1月1日」の歌を斉唱。すると隣にいた大垣ケーブルテレビのカメラマンが「何の歌ですか?」と聴いてきた。説明するともう一度歌ってくれという。恥ずかしげもなくカメラの前で再度歌う。僕は見なかったけれど、大垣中に恥ずかしい映像が流れたことだろう。

 下りは登り以上に慎重に。途中で勇ましく登ってきた軽トラックがクルクルスピンしながら滑り落ちるのを目撃。何とか周りの人にぶつからずに止まり胸をなでおろしたが、こういう行為は止めてほしい。

<ルート図>

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