新年初日の出山行（金生山）　2013.01.01

月報「わっぱ」 2013年2月（No.375）

【 新春初日ノ出山行 】　金生山 （ 157m △なし ）　高見 眞他

• 日程：2013年1月1日（火）
• 参加者：L.高見眞、 近藤初、後藤友、古林定、衣斐剛、渡辺正、 説田敏、 林旬子、 小川弥
• 行程：赤坂総合センター駐車場6:00－明星輪寺6:30～7:40－赤坂総合センター8:15
• 地理院地図 2.5万図：大垣

　まだ、暗い赤坂総合センターを出て住宅街を抜ける。明星輪寺（みょうじょうりんじ）門前の坂道を車がどんどん上がっていく。明るい神社の階段を登ると神社の役員がたき火を囲んでお神酒を振る舞う準備中。一杯ご馳走になりたい気分だが初参りだけして進む。西濃一帯の夜景が見え出す。青空に浮かぶ明るい星と地平線近くの朝焼け雲が美しい。

　寺の境内に燃えさかるたき火で暖をとる。いつもの岩場に上がり、陣取りしてささやかな祝いの宴。今年はここ数年の中で一番天気がよいそうだ。街明かりを見ながら一品ずつのおつまみを出し合い冷酒をまわす。おせちも出てくるので熱燗がいいなと声に出すと準備ＯＫとバーナーが出てくるのが山屋のいいところだ。運転者がいるので気の毒だが、私は同乗組のため最高の景色とお酒を頂き新年早々縁起がいいと感謝する。

　やがて、初日の出。雲の赤みに黄金の輝きが飛び出る。歓声があちこちからあがった。山の名前のように黄金の輝きが現物に変わる縁起は起きそうもないが、今年もいい年を迎えられ感謝感謝と心の中で手を合わす。渡辺さんが歌詞カードを配り「年のはじめ」を歌う。その歌に遅れて他のチームがハーモニカを合わせてくれた。心は皆同じ気持ちだ。