月報「わっぱ」 2019年12月(No.457)
【 一般山行 】 二ツ森山 ( 1223.5m Ⅱ△ ) 成瀬 徳幸
- 日程:2019年11月17日(日)
- 参加者:L.成瀬徳、岩田嘉、大橋友、小栗敦、桐山美、清水照、竹森せ、中田英、長野邦、森 美
- 行程:中之江駐車場7:00=安八SIC=恵那IC=切越峠登山口9:00~9:20-二ツ森山11:10~12:00-切越峠13:00=白川口=美濃加茂=大垣16:30
- 地理院地図 2.5万図:付知(飯田11-1)・美濃福岡(同11-2)
2台の車に分乗し大垣を出発。安八スマートインターから中央道に車を進めると、恵那山や笠置山の秀麗な姿が見えてくる。恵那インターから県道72号線、蛭川を経て遠ヶ根峠を通り白川町黒川に至る。このあたりの沿道は紅葉が素晴らしい。
寒陽気山を正面に見ながら、県道70号線に入る。すぐに切越峠、登山口には既に数台の車とマイクロバスがあった。
9時20分登山口を出発。この登山口の標高は900m近くあり、山頂との標高差は300mとちょっと。メンバーの中には山を始めて間もない人や少し年かさのある方もおり、ゆっくりしたペースでスタートした。
このあたりの山の樹相は基本的にはヒノキの植林地となっており、少し薄暗い。その下には笹が生えていたり、下草が何もない所もある。笠置山には巨石が多いが、ここも同じで登山道には巨石が露出しているところが多い。
この山の名前の由来である二ツの森の最初のコブ(1160m)に達する。ここで最初の休憩。休憩時にはここぞとばかりに甘いものが飛び交う。私は安納芋で作った干しイモ、実は家内が作ったのだが、それを提供。偶然にも他の女性参加者から干しイモが出てきた。天高く馬肥える秋、いや違った、女性かな?
コブからは一端下り、少し落葉樹も混じって、明るくなった斜面を登り始める。途中でマイクロバスの団体21名と遭遇、やはりこの山人気がある。斜面を登り切ると左の方に進み、笹が多くなってくると山頂は近い。
山頂からの展望は見てきたものでないとわからない素晴らしさだった。冠雪した御岳、東屋を通して見るとまるで額縁にはいった1幅の名画を見ているようだ。また、中央アルプスも冠雪している。ここから見る恵那山は山頂が鋭く見え、まるで恵那山ではないようだ。
まずは、全員で万歳、そして今回この山頂にある二等三角点「二ツ森」の担当となった大橋さんを中心に記念写真。
ぽかぽか陽気の中、お昼を食べた。キリマンジャロに登った大橋さんの話、4千mのキャンプで迎えた誕生日にはサプライズの歌と踊りに遭遇。他にも面白い話で盛り上がるが、時間切れということで名残惜しげに山頂を去った。途中で小さい子どもを連れた登山者2組に出会った。1組の女の子は少し疲れているようで今にも泣き出しそうであった。余計なことながらこの子たちが山好きな大人になってくれることを願うばかりである。
計画よりも1時間半早く下山。このため峠から白川口、41号線、248号線、21号線と下道をたどり大垣に帰ってきた。今回の山行のリーダーとしては皆さんの満足してくれた様子がなにより嬉しい。
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