【 個人山行 】 関ヶ原明神山周辺の三角点探訪 丹生 統司
- 日程:2019年1月19日(土) 晴れ
- 参加者:丹生統(単独)
今週末の天気はよくない予報だったが前日夜になると回復予報に変わった。さて明日はどう過ごす、思案の末トレーニング場の明神山から明神・池田林道線沿いの尾根を北上して谷奥まで4か所の三角点を線で結び伊吹山の撮影ポイントを捜して巡礼することにした。
6年前に2か月半の入院を要する大怪我を追ったが、山に復帰できたのは住居のある関ヶ原の明神山のおかげである。我が家から往復3時間弱、格好のリハビリ登山のトレーニング場に恵まれたからだ。
明神神社から約3分で点名・明神Ⅲ等△658,7m、文字の向きが真北を向いており珍しい。
明神山から尾根を北へ下降して岩手峠へ、峠は旧春日村古屋・川合と垂井町岩手地区や関ケ原との往来に使われた。伊勢参りにも使われたであろう。点名・岩手Ⅳ等△681,42m。
明神・池田線を跨いで明神・池田線車道に沿う西側の尾根を北上した。200mほど進み尾根が西と北に分岐した、西の尾根に侵入していることに気付き慌てて引き返した。コンパスで確認を怠った横着から出た失策だ。途中で雪の下からプラスチック階段が覗いているのを見つけた鉄塔巡視路のようだ。点名・五字谷Ⅲ等△726,05m
五字谷から谷奥に向かう尾根の下降は慎重に行った。小さな支尾根が多く、迷い込まないようコンパスと地形図と睨めっこしながら慎重に進んだ。途中で赤い目印を多く見つけた。五字谷から最低鞍部に降り立つと西に向かう林道のゲートがあり広場になっていた。そこから200m車道を歩き谷奥への檜の植林の斜面を登った。点名・谷奥Ⅳ等△610.14m
今日の探訪目的に伊吹山の撮影ポイントの捜索もあったが、伊吹は終日雲の中で果たせなかった。しかし駐車地から往復5時間で予定の無かった休日の余暇を有効に遊べて満足だった。
山には様々な楽しみ方がある。低山で展望がなくても各所にある三角点を探訪するのは意外と面白い。なかなか見つけられない三角点が見つかった時の喜びは大きい。わが会では、創立60周年記念事業の一環として、美濃地方の三等以上の三角点の踏査を昨年から行っている。もし、興味があれば是非踏査に参加してはいかがか。詳細は、丹生まで。
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