【個人山行】虎子山(1183m 三等△) 揖斐郡揖斐川町春日 ST
このところ一気に暖かくなり春めいてきた。付近では蝋梅が咲き、梅も所処でほころび始めている。自宅からみえる伊吹山は今年の積雪が多かったせいか真っ白に冠雪している。登りたくても今は入山禁止になっているので、2月最後の雪山として友人と相談して虎子山に行こうという事になった。

- 日程:2月22日(日)天候:晴
- 参加者:ST、他2名
- 行程:475m付近駐車場7:10~7:20→国見林道舗装道路取り付き7:25→国見峠9:15→978m地点9:50→1171m地点10:40→虎子山11:10~11:55→国見峠12:50→駐車場14:10
- 地理院地図2.5万図:美束
虎子山は大垣山岳協会が定めた美濃百山B級の一座だ。

付近に駐車をして林道を眺めたがやはり除雪はされていなくここから国見峠まで2時間近く歩かなければならない。積雪はおよそ10cmほど。
昨日登ったものだろうか、一つだけトレースが残っていた。

黄砂がまだ飛来してないせいか林道は真っ白な雪で覆われている。ルンルン気分でラッセルを楽しんだ。展望が開け虎子山も見えてきたがまだ遠く感じる。
暖かさで、熊が冬眠から覚めてきたらと思うと少し不安がよぎったが、その時はその時だ。

国見岳スキー場は今から6年ほど前に閉鎖された。このスキー場の閉鎖はスキー人口の減少や雪不足など様々な理由があると思う。自然の地形を活かしたゲレンデを放置するのは勿体ない気もするがこのまま自然に還るのもいいのかもしれない。目を凝らすとスノーボードの跡が残っていた。30分ボードを担いで登り1分で滑り下りる。登山もボードも趣味は実に楽しい。

岐阜県と滋賀県の県境尾根にようやく取り付いた。昨日に付いたと思われるトレースはここで途切れていた。どうやらここで引き返したらしい。
左側には国見岳の標識があったが、虎子山の案内はなく右側の狭い尾根の取り付きに「道」と書かれた小さな標識がぶら下がっていた。
積雪は20cmほどある。雪面は硬いのでツボ足で歩けそうだ。

急坂のラッセルは交代でこなす。硬い雪を蹴り込みながら進むが、時折足が抜けてバランスを崩した。980m付近まで登ると斜面は少し緩やかになった。
この辺りからブナ林が広がり樹木の間から真っ白な伊吹山を望む事ができた。


ブナ林の緩やかな斜面を登りきると周囲が一気に開けた。地図とGPSで確認すると北に向かわなければならないポイントである1171m地点に着いた。
雪面は硬いのだが、積雪量も増えたのでここでワカンを装着した。

滋賀県側は針葉樹林が多く展望は遮られているが。岐阜県側は広葉樹林が多いので揖斐の山々が一望できた。

ワカンのおかげで快適に雪面を進むと山頂に到着した。


山頂はラッセルをして頑張った我々だけの貸し切りで絶景を眺めながらのランチを楽しんだ。山頂は暖かくこの陽気ならあと数週間で雪も消えてしまうだろう。3月1日には揖斐の湧谷山山行が計画されているが、さらに雪は緩んでいるかもしれない。

下山の時に国見舗装道路を歩いていると急な岩壁から雪の塊がトリプルコーク1440のような勢いで転がってきた。


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