大垣山岳協会

雪上訓練・木曽駒ケ岳 2026.02.22

木曽駒ヶ岳

【一般山行】木曾駒ヶ岳(2,956m 一等△) 長野県上松町・木曽町・宮田村 SK

 木曽駒ケ岳(2,956m)は、駒ヶ岳ロープウェイで、標高2,612mの日本最高所のロープウェイ駅・千畳敷まで通年一気に上がることができる。
そのため、3千m近い標高ながら、冬山を日帰りで楽しめる。
2月22日(日)、雪山登山入門ということで、Dさんをリーダーに、メンバー6名で行ってきました。

<ルート図>
  • 日程:2026年2月22日(日)天候:快晴
  • 参加者:L.SD、IG、IK、SM、TK、SK(記)
  • 行程:(―:車・バス、=:ロープウェイ、…:徒歩)
    大垣三城交番裏駐車場(集合)4:30―菅の台バスセンター6:30~8:00ーしらび台ロープウェイ駅8:45=千畳敷駅(高所順応)9:00~9:30…乗越浄土10:40…中岳11:15~11:25…木曽駒ケ岳山頂12:00~12:15…乗越浄土13:00…千畳敷駅13:35~13:50=しらび台―菅の台バスセンター14:45~15:15ーこまくさの湯(入湯)16:00ー大垣(解散)18:50
  • 地理院地図2.5万図:木曾駒ヶ岳

手軽に、三千mに近い山に登れるといっても、標高が高いだけに、天候の急変や、強風などに注意が必要。午前中は快晴、午後遅く曇りの天気予報でよかった。
駐車場のある菅の台バスセンターから、ロープウェイ出発駅のしらび台までの始発バスに乗り損ねると大幅に行程が遅れるので、4:30に出発、バスセンターに6:30に着いて、バス停に荷物を置き仮眠。
8:15の始発前に8:00臨時バスが運行されたので、余裕をもって臨時の始発ロープウェイで千畳敷に向かうことができた。

千畳敷に9:00到着。日本最高所のホテル千畳敷ホテルで30分ほど高所順応を兼ねて、アイゼンなどを装着しながら待機。9:30 登山開始。

古い表現だと「ピーカン」な濃紺の空の下、千畳敷カールから、宝剣岳と伊那前岳の鞍部、乗越浄土をめざす。
歩き出して、しばらくで、まだ高所順応できていなかったのか「もうダメ」というメンバーが出た。
食料や飲み物など多めだった荷物を、リーダーが持ってくれ、こまめに休みを取りながら登高。

体調も回復したようで、無事上部の岩稜帯を進む。

急な斜面のルートは、ジグザグに付けられている。リーダーが、「ピッケルは常に山側になるよう、持ち替えて」と注意喚起。

乗越浄土10:40通過。
宝剣山荘、天狗荘の前を通過し、中岳の登りにかかると、東に、赤石山脈が前衛峰の向こうにしっかり姿を表してくれる。
2,884mの伊那前岳越しに、左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、北沢峠を挟んで仙丈岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、そして富士山、塩見岳、荒川三山が一望。

そして、南は宝剣岳が岩の頂きを突き立てる。

中岳で展望を楽しみながら小休止した後、木曽駒ケ岳本峰に向かう。右手に頂上山荘が見える。
そして、木曽谷側の登山ルートの通る木曽前岳越しに、御嶽山が雲の上に頭を出す。

さあ、最後のひと踏ん張り。登高していくと、宝剣岳から三ノ沢岳へ続く稜線が鮮やかに見える。
かつて、ものすごい風と視界不良の中、登ったことがあったことを懐かしく想う。

12:00 木曽駒ケ岳山頂に立つ。やりました。

山頂の向こうには、乗鞍岳、笠ヶ岳、穂高連峰、槍ヶ岳が、そして妙高方面も眺められた。

下山にかかると、木曽谷の雲が、稜線を越えてきた。天候が変わると、山の印象はまったく変わる。

中岳への登り返しの途中で、リーダーが、ピッケルワークのミニ講習をやってくれた。
突風がある時は、ピッケルを深く差し風に背を向け、体を低くし、アイゼンを効かせてしのぐ、など、勉強になりました。

乗越浄土を通過する頃には、雲が行き過ぎ、再び陽光の中、下ることができた。
予定より一本速い、13:55のロープウェイで下り、バスターミナル近くのこまくさ温泉に入って、余裕をもって帰路につくことができた。
皆さんお疲れさまでした。Dリーダ、いろいろご準備・ご指導ありがとうございました。

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