大垣山岳協会

寒波でのハイクの山ハイキング・経ヶ峰 2026.02.08

経ヶ峰

【月例山行】経ヶ峰(818.81m 三等△) 三重県津市 IK

 年明け後の計画山行は天気に恵まれ今のところ中止はない、今季最高の寒波が到来、寒さは仕方ないが、伊勢平野と伊勢湾の眺望を期待しつつ会員18名を乗せた車5台は早朝津市へ向けてひた走る。車窓からの山頂は雲の遮りはなく確認可能だ、期待に胸が膨らむ。

<ルート図>
  • 日程:2026年2月8日(日) 天候:曇りのち雪時々晴れ
  • 参加者:L.MY、SL.FI、AI、IG、IK、OS、OM、KM、GY、TS、NT、FT、MM、YT、YM、YH、RH、WY
  • 行程:大垣(集合)6:30-平尾大谷林道駐車場・登山口(駐車)8:40-平尾・穴倉東ルート分岐10:07-経ヶ峰頂上10:27-山小屋(昼食休憩)10:40~11:30-高座原・平尾ルート分岐11:58-登山口13:06-御在所SA(休憩)13:50~14:25-大垣(解散)15:15
  • 地理院地図2.5万図:椋本

早朝六時半に中ノ江を5台で出発、津に入るころには経ヶ峰頂上ははっきり見えた。
車移動中は雪の兆候なし、難なく登山口駐車場に止めることができた。後から車一台が入ってきたのみであった。準備を始めていると小粒の固い雪粒が降り始めた。駐車場でMリーダーの訓示の後皆慌ててヤッケ、ザックカバーを準備。

しばらく杉であろう針葉樹林の尾根歩きが続き道は明瞭、雪は小降りである。

18名と多数の参加者だ、急登の尾根と木の根に積もる雪を踏みしめつつ慎重に長蛇の列になって登る。しばらくすると高座原からのルートが合流する場所だ下山の時のために見落とさないようにしなければいけない。平尾パノラマルートを登る。

高座原ルートとの合流地点付近になると大きな岩が点在するようになり大岩を捲いて尾根へと進んだ。しばらく平坦な道が続くが尾根道は強風で雪粒が固く小さいので顔に当たって痛い。眺望良好な平尾パノラマルートだがこの天候で眺望は望めない。

風が強いアセビの低木帯に出た、みな軽アイゼンを装着。強風を避けつつ立休憩衣服調整アイゼン装着はなかなか難儀だがこれも登山技術のひとつだ。

巡視路の黄色い分岐標識あり、平尾大谷林道駐車地への下山口を確認して分岐通過。

小粒の固い雪が強風にのり顔面を攻撃してきて痛い、地形図に記載の有る反射板を通過。
なんと立派な反射板なんだろう、自然の中の巨大な人工物は有用な目印になる。

皆吹雪の中息を切らしながら登る、雪が木の幹にも纏い始める。(写真 Mさん提供)
冬の山行は夏に比べ水分をとる頻度が圧倒的に少ない、水分不足による体調不良にも十分注意が必要だ。自分は水分は2L弱持参したがこの時点で200mlも減っていない。

ほどなく強風の山頂に到着、吹雪の中で眺望なし、サラサラの雪が吹き付ける中みな満面の笑顔だ。地形図では分岐から頂上まで枝道分岐が多くあるが歩いていてもどこが分岐かよくわからなかった。

三等三角点あり。

山頂下の観音様、付近には「めなし地蔵」「赤地蔵」「旧常明寺跡」などの史跡がありそれらとなんらか関連のある観音様だろうか。拝ませていただきました。

眺望は次回への期待とし、記念撮影を終え休憩所(山頂山小屋)へ。

風の来ない室内だ、レンガ作りの焚火ができる設えあり、天井は空気が抜けるようにできており板の間にはストーブがあった。みなカップラーメンを啜りつつ暖をとるが、身体を動かさないと深々と身体が冷えてくる。

下山は山小屋まで来た道ではなく左方向への道を山頂分岐迄引き返す。そしてまた尾根道今度は分岐を右に折れ平尾ルートで下山する。

見た感じ危なっかしい丸太の橋も4人のってもびくともせず。慎重にいかないとつるっと滑りそうだ。(写真 Mさん 提供)

分岐してそうな道が所々あり、下調べをした上で地図を確認て進まないとルートを誤りそうである。リーダーは踏み後のない雪道をよく先導していただけた。感謝!歩く速度も適度でえらさは感じなく丁度よかった。もうすぐ駐車地だ、傾斜地を下る。

ようやく駐車地に戻った、となりの後から来た登山者の車はもうなかった。我々の出発時には運転席側の窓が開けっぱなしだったが大丈夫だっただろうか?途中それらしい登山者には会わなかったが別のルートを辿られたのだろう。

三重県の山は美濃の濃い藪山とは違い、一見登りやすく感じるが分岐道が多い、また個性的で興味を引く山が多いと感じる。また天気の良いときに来て伊勢平野、伊勢湾遠くは知多半島の眺望を楽しみたいものだ。今回は軽アイゼンまでですんだが、まだ二月中旬だ、ワカン、ピッケル等が活躍する山行にも今後期待したい。

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