【 個人山行 】 と・ある山 NT
- 日程:2023年5月○○日 晴れ
- 参加者:NT(単独)
昨年、偶然だがクマガイソウの自生地を2ヶ所見つけていたが花期を過ぎていた。およそ1年待って再訪問の報告である。先ずA山のクマガイソウからご覧いただこう。
40株ほどの小さな群生地だが花の赤みが濃く綺麗で可愛かった。
B山の群生地である。40株ほどの小さな群生であったがほとんどの茎が花をつけておりこれが見事で一人ニンマリとした。
貴重種の自生地である。何度も訪れることは控えたほうがいいだろう。じっくり一輪一輪眺めてはカメラに収めた。
小群生地といえどもこれほど花付きの良いのは珍しいのではないか。生息環境が適しているのだろうか。
クマガイソウの自生地では周辺を捜すとエビネランも生息している可能性が高い。
エビネランは花色が多種な場合が多い。
ヤマシャクも生息環境が似たような場所を好むようだ。残念だが花期を過ぎており淡い白色の花を見ることは出来なかった。
この他に小生が掴んでいるクマガイソウ自生地は5ケ所であるが簗谷山を除いて他はかわいそうなほど痩せて茎が細くなり花をつけていない。特に旧徳山村の自生地は大きな群生であったが有名になり過ぎてどっと人が押し寄せた。結果、昨年も今年も花の心配よりも群生地が絶え無くなってしまうのではと心配している。
簗谷山のような徹底した規制と保存管理が必要と考えさせられる。今回の訪問場所は秘密の花園のままにしておくのが賢明だろう。完
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