大垣山岳協会

白山の展望が素晴らしい山・鳴谷山 2021.05.30

鳴谷山

鳴谷山 ( 1595.5m 三等△点 ) 清水 友子 

  • 日程:2021年5月30日(日)
  • 参加者:村田美、清水滿、清水友、他2名
  • 行程:大垣5:00→駐車場8:00~8:22→尾根9:09→鎧岩9:39→水芭蕉9:48→砂御前山分岐10:06→大杉10:18~10:22→鳴谷山11:58~12:46→大杉14:06→鎧岩14:39~14:48→駐車場15:50
  • 地理院地図 2.5万図:白峰
<ルート図>

 萌えたつ新緑の季節がやってきたと思ったら、もう梅雨に入ってしまった。時の移り変わりの何とはやいことか。

 久しぶりに白山の展望が素晴らしい鳴谷山に向かった。高速道路と国道を走る。白峰温泉に入り橋を渡って白百合林道を終点まで行くが悪路の連続である。ここは駐車場が狭いので早い時間に出発したつもりであったが、もう満車状態でやむなく路肩に車を停めた。

こんな状態である

 白百合林道終点に登山口があり、そこから一歩中に入ると芽吹いたばかりの落葉広葉樹林の葉が日差しをあびて眩しい。

 緩やかな登山道を沢沿いに進むと勢いの良い滝が二段、三段になって流れていた。そこから小さな流れを横切ると山腹の道となる。

 尾根に取り付くと大きな杉が現れ、その中の大杉の一本が倒れ登山道を塞ぎ、倒れた大木を避けて登るが一苦労。石楠花の群生地に入るが、花はもう終わりかけで多分見ごろは先週あたりだっただろう。

 尾根から左に下ると大きな岩壁、鎧岩が出てきた。景色ががらりと変わった。なんでも何万年まえの地殻変動で海底が隆起して出来たそうだ。よく見ると岩の中には丸い川原で見かけるような小石が詰まっている。それが落ちて散らばっていた。まるで鶏卵のようにみえる。

 鎧岩を過ぎると湿地帯になり水芭蕉とリュウキンカが群生していた。湿地帯のせいもあり道は泥でぬかるんで靴はドロドロで汚れてしまった。まさに泥遊びをしている感じである。

 湿地帯を通り過ぎ尾根に出ると砂御前山分岐があり、先に進むとまた巨大な杉が現れた。また、この辺りはタムシバの白い花が満開である。ブナの巨木やダケカンバも競って天高く聳え立っている。

 山頂に近づくにつれて笹が生い茂り足元の確認に気が抜けなくなってきた。前に登った時には雪渓がたくさん有ったので少しは雪渓があると期待したが全く無く、その分泥の道が続いた。

 山頂まであと少しだ。右にまわると展望が開け南西には3年前に山岳協会で企画があった兜山が恰好よく見えたが、お目当ての白山は残念ながら雲のカーテンが掛かって山頂は見ることができなかった。予報では今日は快晴のはずだったが山の天気はわからないものだ。

 山頂で昼食を摂りながら雲が上がってくれないか待っていたのだがあきらめ、△点を探しに藪の中に入り探したが、藪に阻まれ中々見つけることができない。すると、控えめなくらいに目立たないテープを見つけそれをたどっていくと藪の中に三等三角点を見つけた。

 白山は半分しか見えなかったが素晴らしい展望だ。さあ!登りとは違った景色を眺めながら下山をしよう。

中央に少し茶色く見える場所が鎧岩、その左が砂御前山、右が大嵐山。

 登りでは気が付かなかった綺麗な石楠花が咲いていた。

 あと数週間もすれば、初夏の青々とした若葉は濃い深緑になるだろう。緑一色の森の中ではたえず野鳥の囀りが心地よく聞こえた。

 野鳥たちも初夏を楽しんでいるようにも感じられた。

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