大垣山岳協会

京都大原、金比羅山にて岩登りトレーニング 2020.10.04

金毘羅山 岩場

  

【 個人山行 】 京都大原 金毘羅山 岩登りトレーニング 中田英俊

  • 日程:2020年10月4日(日)
  • 参加者:佐藤大、中田英、会員外 Kさん、Hさん、Mさん、KU、Oさん
  • 行程:大垣7:00出発=京都大原金比羅山9:00~16:00=大垣着19:00

 ここの所、会の山行で沢登りに夢中の新人の佐藤君。少し前から沢登りに必要になってくるザイルワークや登攀技術を学んでもらおうと、クライミングにも興味があるという彼を個人的に岩登りの練習に誘うようになった。かつて私自身も本格的なクライミングの経験も無い中、立山登山研修所のクライミング講習に会から参加させて頂いた事があったのだが、学んだ事を実践する場もなければ、研修所で習ったようなクライミングを一緒にやる相手がいなくて困っていた。そんな時、会の平木氏がクライミング経験者であるKさんを紹介してくれて、平木氏と共にクライミングのいろはを教えて頂いた。

 そのKさんから京都の大原にある金比羅山の岩場でクライミングをしないかというお誘いを頂いた。

 佐藤君とKさんとは、以前各務原にある伊木山の岩場で練習した際顔合わせ済み。こちら東海地区からは女性のHさんも加わり4人で京都に向かった。現地では関西チームの女性のMさん、KUさん。男性のOさんも加わり岩場に向かう。今日はKさんが佐藤君に覚えてもらいたいという、二人一組でザイルを組み、クライマーを確保する方法を中心に練習する為、それに適した岩場を選択して練習開始。この金比羅山には沢山の岩場があるのだが、今日は「北尾根」「北壁」「船」という岩場を使って練習した。

            
名  :中ノ谷

          
それぞれのルートで何度も確保のシステムを繰り返し練習した。これは本当に何度も繰り返して練習しないとすぐに忘れてしまう。佐藤君も懸命にこの練習を繰り返していた。
高度感のあるスリリングなルートも登らせてもらい、途中パラパラと雨が降る時間もあったが、なんとか一日楽しむことが出来た。最後は「Y懸の頭」と呼ばれる展望の良い所に出てから下山した。
帰りは大原の名物、柴漬けをお土産に購入して大垣への岐路についた。
この日誘って下さったKさん、現地での案内をして下さった関西チームの皆さん、特にMさんには金比羅山の岩場の説明をして頂いてとても参考になった。あらためてお礼申し上げたい。

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