大垣山岳協会

蛇谷ヶ峰 2020.10.04

蛇谷ヶ峰

月報「わっぱ」 2020年11月(No.468)

【 月例山行 】 蛇谷ヶ峰 ( 901.5m Ⅱ△ ) 加藤 美加

  • 日程:2020年10月4日(日)
  • 参加者:L.大谷早、安藤正、大塚花、大橋礼、小倉繁、加藤美、桐山美、丹生統、堀 洋、森 美
  • 行程:岐建駐車場6:30=くつき温泉てんくう駐車場車止8:30-登山口8:50-標高552m分岐9:30~9:45-蛇谷ヶ峰10:45~11:30-552m分岐12:10-登山口12:45-車止12:55=岐建駐車場15:25
  • 地理院地図 2.5万図:饗庭野(宮津4-2)、北小松(京都及大阪1-1)

 このところずっと晴天が続いているのに、今日の予報は曇り時々雨。しかし蛇谷ヶ峰の予報では雨の確率30%。時折雨粒が落ちる生憎の天気になってしまいましたが、山の天気は曇りで雨は降らないことを念じて出発しました。

 くつき温泉てんくう駐車場からしばらく林道を歩き、いよいよ登山口から登り始めます。足に優しい山道の周りにはイワウチワの群生があちこちにあり、4月から5月頃に訪れると淡いピンクのお花が出迎えて登山者を癒してくれる素敵な場所だろうと思いをはせながら歩きました。歩を進めていくとコアジサイの幼樹も出迎えてくれて、秋の登山でしたがお花を楽しむこともできました。登山道にはオレンジ色、紫色、茶色、白色の茸があったり、標高552m点付近まで登るとウルシの葉っぱが紅葉していたりしていて秋の訪れを感じました。湿度が高く蒸し暑い日でしたが時折吹く風は爽やかで、汗がサーと引く心地良さでした。

 旧登山道が崩落してしまったために新しい登山道が作られており、ここからは急登が続きました。木の階段は土が流れ段差が大きくなっていて大変でしたが、途中山栗が落ちていてその実を拾い秋の収穫を楽しみながら歩くことができました。歩き始めて2時間ちょっとで待望の山頂到着。二等三角点の標石がドーンと居座っていました。

蛇谷ヶ峰の三角点標石を囲んで参加者一同

 蛇谷ヶ峰は360度の展望が売りの山だそうですが今日は曇り空でガスがかかり琵琶湖周辺の眺望を楽しむことはできませんでした。しかし、ガスの巻いた風景は神秘的な風情があり、天空の雲海風情を楽しむことができました。

 下山は滑って転ばないように気をつけて降りましたが、あっという間に駐車場に着いてしてしまいました。これから登山には絶好の季節です。安全に留意しながら楽しく山行に参加していきたいと思います。

<ルート図>

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