【月例山行】 太陽神の山・位山から川上岳へ(速報) 成瀬徳幸
- 日程:2018年10月21日(日)
- 参加者:L 後藤友 他17名
- 行程:登山口8:00→位山8:51→千能10:32→川上岳12:07~12:45→登山口16:30
10月21日の早朝、気温は7度で肌寒い。集合時間の5時は寒くなってくると段々つらくなる。集合場所では、暗くて参加者の確認ができないので、全員集合した後、点呼で確認。今日は飛騨の位山(1529m)から「天空の遊歩道」を経て、川上(かおれ)岳(1626m)に登る計画、かなりの長丁場だ。
ひるがの付近では気温が0度まで下がってくる。高山市内をとおり、モンデウススキー場から林道をたどり、登山口のダナ平に到る。駐車場のすぐ上には太陽神殿があり、今日は秋のお祭りで、その準備をしているとのこと。8時駐車場を出発。
位山は、飛騨一宮水無神社のご神体であり、ここが奥宮になっている。しばらくは急登が続く。
次々と巨石が現れる。それらしい名前が付けられている。やがてなだらかな道となり、太陽神と縁の深い「天の岩戸」が現れる。
白山連峰を展望できる広場を過ぎ、位山頂上に到着。
ここからが天空の遊歩道、標識によると7.4kmとある。往復15kmであり、参加者19名全員が歩き通せるか、リーダーには悩ましい。
最初はなだらかな道が続く。30分ほどで絶好の撮影スポットの笹の中の道となる。
御岳が見えてくる。噴煙が上がっている。
遊歩道を歩いていると獣くさい箇所が何回も出現する。ここはクマが多く棲息する場所なのだ。
台風21号の影響か既に葉のない木々が目立つ。このため紅葉も見劣りがする。さらにはブナの巨木が倒れている箇所もある。歳を重ねると倒木の下をくぐり抜けるのも一苦労。
遊歩道の途中に三等三角点の「千能(1443m)」がある。ここがほぼ中間点にあたる。川上岳到着の予想時間は分かれたが、早いので12時、遅いので12時50分。
川上岳が少し近くなってきた。11時ころにはすばらしい紅葉の中を歩く。
宮村登山口の標識を過ぎると頂上は近い。到着は予想の早い時間であった。
山頂からの展望は最高だった。歩きづめでお腹はぺこぺこ、参加者の手料理に感謝。
しかし、帰りもほぼ同じ時間がかかるところから、アルコールも控えめとなる。
帰りは西日を浴びながらの歩きで、少し暑くなってくる。位山までたどり着いた。広場で最後の休憩時、「お疲れ様」の声があちらこちらで飛んでいる。
全員遅れることもなく16時半登山口到着、本当にご苦労様でした。今回リーダーの大役を果たされたG様、往年の女韋駄天ぶりを彷彿させる歩きでした。ありがとうございました。
フォトチャンネル (旧ブログ写真集)
位山から川上岳へ天空の遊歩道を歩く 18.10.21
日本200名山の位山から天空の遊歩道を通り、300名山の川上岳まで往復しました。絶好の天気に恵まれ、白山、御岳、さらには初冠雪した北アルプスを望むことができました。
(写真枚数34枚、内10枚は記録参照)
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