月報「わっぱ」 2013年4月(No.377)
【 月例山行 】 日野山 ( 794.5m Ⅱ△ ) 小倉 繁雄
- 日程:2013年3月3日(日)
- 参加者:L.小倉繁、丹生統、小倉幹、藤井利、竹森せ、後藤友、古林定、衣斐剛、近藤初、藤井真、河合幸、芳賀和、大城幸、大野単、大野益、大原和、霜田光、田中善、外園ヤ、百瀬み、越智洋、後藤正、山本愛
- 行程:大垣=関ヶ原IC=北陸道南条SA(スマートIC)=中平吹町駐車地(福井県南越前町)9:00-室堂10:20-日野山11:30~12:20-駐車地14:00~20=大垣
- 地理院地図 2.5万図:武生
一昨年1月末に、協会山行として取り上げ大雪の悪天候により、途中撤退した思いで深い山だ。出発前に先月に入会した鈴鹿の山本さんを紹介して23人で出発した。
大垣出発時は青空が見えて山行日和 だと喜んだが、さすが北陸。空は曇り、ぐんと寒くなり、駐車地で厚着の身支度。アイゼンも携行する。集落を抜けて日野神社の横を過ぎ、シカよけらしい金網に付いた扉をくぐって林道に入った。
沢を渡り次第に急坂になると雪が出てきた。やがて、室堂休憩所を左手に巻くように過ぎると道にアイスバーン状の所が現れた。左右の樹木の枝には雪が凍りつき真っ白。時折日差しを受けて輝いて見えた。
弁慶の三枚切石を右手に見て進むと「大比丘尼ころばし」の難所。ジグザグなしの急登。ここでアイゼンを付けるが、締まった雪が被っており思ったほど難儀もせず直登できた。この山は白山を開いた泰澄大師が開山したと伝えられ越前五山の一つ。
頂上に近づき日野神社の鳥居が半分雪に埋まって立っていた。やがて、立派な日野神社奥宮社殿のある頂上に着いた。
雪の頂上で山本さんの音頭で万歳三唱。晴れなら、東に部子山遠くに白山、別山が望めるところだが、残念ながら雪雲の向こうに隠れていた。寒空の下でランチをとった(写真)後、往路を戻った。時折あられが降る天気だったが、風がなかったことが救いだった。
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