大垣山岳協会

錦秋の岩岳 2025.11.15

岩岳

【一般山行】岩岳(999m Ⅲ△) 岐阜県本巣市 SK

<ルート図>
  • 日程:2025年11月15日(土) 天候:快晴
  • 参加者:L.YT、SL.NT、HT、HM、MY、MT、ST、TS、KM、KM、SK(記)
  • 行程:大垣(集合)5:00ー上大須6:40(引き返し)ー岩岳登山口7:30…胸突き八丁8:45…イワウチワ平9:05…岩岳山頂10:05~10:55…(途中クマ避けスプレー実演)…登山口12:35-大垣(解散)14:30
  • 地理院地図2.5万図:樽見

11月15日(土)は、メンバー11名で、奥美濃の蠅帽子嶺(1,037m)に向かう。
「酷道」157号線が通行できないことは分かっていたので、根尾上大須から猫峠越えで向かう予定だったが、こちらも通行止め。蠅帽子嶺は、渡渉もあるヤブ山なのでみんな緊張感をもって準備してきただけに、がっかり感も半端ない。
仕方ないから、岩岳にでも行こうか、ということに。

岩岳は、樽見線の終着駅・樽見駅からほど近い、本巣市根尾東板屋集落の奥が登山口。
登山口周辺は駐車禁止なので、下手の林道脇に車を止めて入山。

7:30、登山口を通過。スギ林の中の斜面を進む。


登山口にある案内板には、「このエリアは、熊、猪、毒蛇(マムシ、ヤマカカシ)、ダニ、ヒルも生息しています。十分な備えをして入山してください。特に植林帯にヒルが多い!」とあり、読むだけで登高欲が萎えそうになる。
リーダーがところどころで爆竹を鳴らしてくれ、登山開始。


11月中旬ともなるとさすがにヒルの気配はなく、ひと安心。スギ植林の急斜面を登っていく。

30分ほど登高すると、植林帯を抜け、錦秋の森に入り込む。
シロモジの黄色に、モミジの赤が、青空に映え、一気にテンションが上がる。

8:45 胸突き八丁に差し掛かる。
岩岳は全般に急登が多く、地元の山岳会がロープを張ってくれている。

急登がひと区切りする、9:05イワウチワ平で大休止。

紅葉を透かして、東に舟伏山が眺められる。

「ほら、あれ熊棚だな」と、Nさんが、梢に枝を束ねたような熊棚があることを、教えてくれる。
木に登った熊が枝をたぐり寄せて木の実を食べた跡で、少し古いもののよう。
今年は東北などでドングリの凶作で、クマが里に定着状態になって大きな被害が出ているが、岩岳はドングリが結構落ちていて、美濃地方は、凶作ということはない模様。

切れ落ちた斜面にさしかかると、見晴らしがよく、北西に能郷白山が眺められる。

岩岳は、その名のとおり山頂近くにチャートの露岩が多い。山頂も間近か。

10:05 「999 岩岳」の看板がある岩岳山頂に立つ。11時まで早い弁当を取りながらゆっくり秋の日を楽しむ。

手前の日永岳の稜線越しに、はや、頂きが白くなった御嶽や乗鞍岳が眺められた。

帰りも、急降下は注意が必要。錦秋を惜しみつつも、慎重に下る。

下山の途中、5年間お守りとして携帯していたクマ避けスプレーを、期限切れで買い替えたので、ちょうどいい機会と、メンバーの前で古い方で噴射を実演。
案外に、噴射される範囲は狭く、噴射時間は7秒程度と短いので、3mくらいまで引き付けて、一気に噴射することが必要だということを、メンバーと共有できた。

熊、猪、毒蛇(マムシ、ヤマカカシ)、ダニ、ヒルにお目にかかることもなく 12:35 無事下山。
登山前の意気消沈もどこへやら、皆さん錦秋の秋を満喫できて大満足そう。
登山は、やはりその山の適期を選ぶのが大切だと改めて感じた佳き秋の日でありました。

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