月報「わっぱ」 2024年4月(No.509)
【 週日山行 】 権現山( 515m △なし )、柳島山( 468.7m Ⅲ等△ ) KM
- 日程:2024年3月27日(水)(快晴)
- 参加者:L.TS、AM、KT、KM、GY、NT、FT、FM、HY、MK、MH、YM
- 行程:中之江駐車場7:00=寺尾千本桜公園駐車場8:00~8:25-鉄塔9:25-権現山10:00~10:15-寺尾千本桜公園駐車場11:15~11:20-柳島山下小公園11:30-柳島山12:20~13:20-小公園14:00=中之江駐車場16:00(解散)
- 地理院地図2.5万図:岩佐(岐阜3-4)、下洞戸(同3-3)
[権現山:北緯35°34′、東経136°50′、柳島山:北緯35°36′、東経136°50′]
先の日曜日から3日続きの雨天の後に来た好天気。真っ青な空に眩しい太陽の下、12名の参加者で出発した。申し込みより1名減ったため、記録者が一番年長者になってしまった。頑張らなくちゃ、と心を奮い立たせて久しぶりの参加にわくわく。
この付近はFTさんの地元とかで、交通の便が良い抜け道を先導され、予定通りに登り口兼駐車場の寺尾千本桜公園駐車場へ到着。ここはこの季節桜の花見で大変な人出があり、駐車もままならないらしい。けれど、今年は3月が寒かったため今日はほとんど開花なしの静かなものだ。我々には好都合だが、少し残念。
最初の計画では柳島山を先に登る予定だったが、権現山の方が危険個所もあるので先に登り、柳島山の頂上でゆっくり食事、ということになった。実際に登ってみて、その判断に納得した。
以前登った汾陽寺山が西側にある場所で、谷筋なので鶯の鳴き声が春を告げていた。登り口は汾陽寺と反対の東側の山肌であった。尾根筋に沿って登った。目ざといメンバーはちっちゃなショウジョウバカマや菫を見つけて春を楽しむ。
尾根筋から山腹をトラバースし、9:25に鉄塔のある地点まで来た。一休みして展望を楽しむ。隣りの汾陽寺山、そのうしろに伊吹山。北方遥かに真っ白な白山、東にはわずかに御嶽山の頂上。木々のなかには白い花をつけたタムシバ、若芽を出し始めるアブラチャン、朴ノ木の芽。これは天ぷらにしても美味しいなどの情報も出て山の知識も増やした。
ルートに戻って登り、10時権現山山頂に到達。立派なお社が祀られ、左脇に植えられたモミの木に標識が掛けられていた。
記念写真を撮って、同じルートで下山。11:15、駐車場着。トラバース区間に少し危険個所があった。
即車に乗って、5分程で柳島山麓にある小公園に移動、駐車。柳島山はこの土地では秋葉山と言うそうである。11:30登山開始。寺尾集落の中を少し通って登山口にとりつき、登ると間もなく秋葉神社の粗末な祠がある。これが山の名になっているようだ。
次第に急な登りになり、ロートルには厳しくなってきた。ただ危険個所が無いのだけは助かる。これが権現山なら大変で、順序を変えてもらったのはありがたかった。
若い人々に先行を譲り、ラストで虫の息で何とか登頂。山頂は「寺尾秋葉山頂上公園」という看板があり、寺尾連合自治会によって整備されていた。秋葉山大権現は天正12年(1584年)建立の石碑があり、令和1、2年にNPO法人を作って山道を作り周辺を整備したと看板に書かれていた。昼食休憩に入り、へたばった私も少し回復してきた。13:20、山頂を後にした。
帰り道、武儀川の橋を渡って上流へ土手を伝い、カタクリの群生地、カタクリの里へ立ち寄った。川沿いの斜面一面カタクリの可愛い花が咲き、ギフチョウが集まるとのこと。春満開であった。
4時、中之江駐車場に無事帰り着き、各自岐路に付いた。
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