大垣山岳協会

三子山 2023.12.04

三子山

月報「わっぱ」 2024年1月(No.506)

【 一般山行(忘年懇親会翌日の懇親山行) 】 三子山 ( 568m △なし ) AM

  • 日程:2023年12月4日(月)(晴れ)
  • 参加者:L.AM、IY、KM、KK、SM、TS、NY、NY、NT、HT、FI、HY、MY、MK、MT
  • 行程:関ロッジ8:30=万人講常夜灯駐車場9:00~9:05-南峰(Ⅲ峰)9:50~10:05-中峰(Ⅱ峰)10:20~10:30-北峰(Ⅰ峰)10:45~11:10-中峰11:35-南峰12:25-駐車場12:50=三城交番西駐車場15:00(解散)
  • 地理院地図2.5万図:鈴鹿峠(名古屋11-4)[北緯34°54′/東経136°21′]

 高畑山には何度も登っているが鈴鹿峠の東側にある三子山は登ったことがない。いつか登って見たいと思いながら機会に恵まれなかった。今回チャンスが巡ってきた。宿泊地から近い。昨日登った高畑山の駐車地が利用できる。参加者の中でほとんどの人が登ったことがない。一度に三つの山に登れるなんて楽しいんじゃない等々の理由で亀山七座に指定されている三子山に決めた。

 今日の参加者は15名、全員昨日のメンバーである。関ロッジを8時30分に出発。国道1号線を西進してくると車窓から三つの山頂がくっきりと見ることが出来た。ワクワクと心が騒ぐ。9時に昨日停めた万人講常夜灯のある駐車場に到着。さすが今日は平日の早い時間とあって他の車は1台もなかった。

 茶畑が広がる東海自然歩道を歩き出すと直ぐに標識があり三子山は山女原方面につき北側にある三子山登山口へ案内してくれる。風化した年期の入ったコンクリートの階段をゆっくり登っていくと分岐があり標識には三子山0.6㎞と表示されている。一旦下って登るとやがて南峰に到着。Ⅲ峰545.7mと表示されている。三山で一番低い。樹林に覆われ展望は良くない。直ぐに中峰に向かう。また一旦下る。折角登ったのにまた下るには抵抗があるが三子山だから仕方がない。同じような標高の山を今日は三つ登るのだからと言い聞かせながら黙々と登る。登山道はよく整備されているが余り人は入ってないようだ。誰にも会わない。

 最高齢者を気遣いながら登ると、南峰から15分ぐらいで中峰に到着、Ⅱ峰556mと表示されている。やれやれ一息入れる。ここからは鈴鹿方面の山並みが展望できるが、手持ちの地図では山座同定が出来ない。しばらく休んで、最後の北峰に向かう。また一旦下り、登りきると15分ぐらいで待望の北峰に到着。ケルンが積んである。北東方向にはここから縦走できる四方草山(しおそやま)がくっきりと確認できる。標識にも県境縦走コースと表示されている。また東海高校総体登山コース三子山北峰(Ⅰ峰)568mの標識もある。ここが一番高い。

 山頂到着時間は10時45分。登頂に1時間40分を要した。昼食にはちょっと早いが、日向を求めて、それぞれが持ち合わせた食材を取り出し口にする。ゆっくり休む。誰かが熊除けの爆竹を威勢よく鳴らす。しばらくすると四方草山から縦走してきた女性3人が、私たち熊と間違えられたのかと思った、びっくりしたと言って登ってきた。彼女らは山頂で休むことなく下っていった。

三子山北峰頂上で参加者一同

 四方草山へは1時間ぐらいで達することが出来るようだがヤセ尾根とキレットなどの難所があるようである。全員の記念写真を撮り、我々もこれ以上長居することもなく、みんな腰を上げて下山開始。往路を戻る。ゆっくり、ゆっくり50mほどの登り下りを繰り返し無事駐車場についたのは12時50分だった。下山に1時間45分を要した。今年最初で最後の宿良し、風呂良し、料理良し、の祝賀忘年登山、多数の参加で好評だった。来年も安全登山に徹し楽しい山登りが出来ることを願うばかりである。

<ルート図>

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