大垣山岳協会

春山山行 残雪の蝶ケ岳、蝶槍、常念岳2泊3日テント泊 2023.05.03-05

常念岳

【 春山山行 】 蝶ヶ岳 ( 2677m △なし )、常念岳 ( 2857m △なし ) US

  • 日程:令和5年(2023年)5月3日(水・祝)~5日(金・祝)
  • 参加者:L.GM、US、SD、SK、NY、NH、NT、MT、MH、YC
  • 行程:後述
  • 地理院地図 2.5万図:上高地、穂高岳
<ルート図>

5月3日(水・祝) 快晴

  • 行程:三城交番西駐車場2:30=各務原IC=飛騨清見IC=6:10あかんだな駐車場=6:43上高地バスターミナル7:00-徳沢園8:50~9:07-長塀山12:45~13:25-蝶ケ岳野営地14:17

 早朝2時30分に大垣を出発し途中平湯バスターミナルで共同装備の分担を行い予定通り無事あかんだな駐車場に到着

 上高地バスターミナルに全員揃ってリーダーよりお話を頂く。いよいよ2泊3日、山行の始まりだ。


 上高地バスターミナルより2時間程で徳沢に到着、ここで15分程休憩を取り、いよいよ長塀尾根に取り付く、針葉樹林帯の急坂が永遠と続く

  素敵な笑顔の大先輩

 GWの快晴と言う事もありテント場が混雑すると予測されたため、2班に分かれテント部隊5名が先を急いだ。姿を現し始めた妖精ノ池、ここまでくれば山頂も近い

 先発隊で先を急いだがテント場は大混雑でテント設営の場所は雪の上しかなく皆で整地をして、テントを設営した。


 食事担当のSさん、10人分、二日間の夕食の食材仕入れから調理までを一人でこなされた。調理器具やコンロの取り扱い、そして調理に至るまで精通していないとなかなか出来るものではないと感心させられた。

  初日夕食のメニューはキムチ鍋と残り汁に棒ラーメンを投入したキムチラーメン、凄く旨くて驚いた。僕が食事担当になったらと思うと怖い、今から、トレーニングを重ねておかなくていけないと、考えさせられる。

 大キレットに沈む5月3日の夕日

5月4日(木・祝) 快晴

  • 行程:4:00起床-蝶ケ岳野営地6:00-蝶槍6:44~6:55-常念岳10:35~11:2-蝶槍14:57~15:16-蝶ケ岳野営地16:06

 二日目は野営地を6時に出発して常念岳の往復だ。荷物は初日より俄然軽く成ったが、アップダウンの繰り返しは、かなり体力勝負を強いられた。

 5月4日の日の出、四阿山と浅間山の間から日が登ってきた。

 ほのかにモルゲンロートを見る事が出来た。

 予定通り6時、常念岳に向けて出発。

 この日も終日快晴に恵まれた。

 快晴だとなかなか姿を現さないと聞くライチョウが姿を見せてくれた。嬉しい。一同立ち止まっ
観察会。少しだけ冬毛の状態だった。

 終日この景色、大展望が楽しめた。

 いよいよ常念岳山頂、写真でよく見る祠も見えている。

 常念岳登頂、山頂で記念の写真を一枚。

 常念岳でゆっくり昼食を摂ったり、雄大な景色を眺めたり、山頂を満喫し蝶ケ岳に向けて折り返しだ。

 2日目の楽しみな夕食、メニューはもつ鍋とカレーライスだ。

 どれもこれも旨い。先輩方はビールが進むが、下戸の僕は、300mlのコップ半分程で充分だった。

 春山山行最後の夜、皆さん就寝時間まで大いに会話が弾んでいた。

 テントの入り口を開くと目の前に、槍ケ岳と言う贅沢なロケーション。

5月5日(金・祝) 快晴

  • 行程:起床4:00-蝶ケ岳野営地6:30-横尾山荘9:22~9:40-徳沢10:38~10:55-上高地バスターミナル12:50~13:30-あかんだな駐車場14:01=ひらゆの森=飛騨清見IC=各務原IC=三城交番西駐車場19:20(解散)

 最終日予定では、大滝山から中村新道で徳本峠を目指し、明神に下山する予定だったが、より安全で負担の少ないルートを使い横尾山荘に下山した。

 最終日5月5日の日の出、麓、安曇野の田んぼには水がひかれ水面がほのかに赤く染まって美しい。

 横尾に向けて下山開始。この日は未明から風が強くかなり寒い。森林限界より風がやみ寒さも和らいだ。

 徳沢に無事到着、ゆっくり休憩を取って貰えた。こまでくればあと僅かだ。

 頼もしい今回のリーダーGさん、山行計画、車の運転、時間配分、安全への配慮等々、気の休まる事が無かったと思われます。本当にお疲れ様でした。

地理院地図


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