大垣山岳協会

春の息吹を感じながら 小白山へ 2023.04.02

小白山

【 一般山行 】 小白山 ( 1,609.2m Ⅱ△ (点名・石徹白)) HM

  • 日程:2023年4月2日(日) 晴
  • 参加者:L.HT、SL.NH、US、OS、OT、GM、NT、HM、FI、YC
  • 行程:大垣4:30発=白山中居神社6:15-東尾根最低鞍部6:45-小白山北峰-11:00-小白山南峰11:20~12:24-小白山北峰12:40-東尾根最低鞍部15:00-駐車地15:06
  • 地理院地図 2.5万図:下山、石徹白

 小白山は両白山地の野伏ヶ岳の南にある山。

 この日の参加者は10名で車3台で出発。各務原ICから高速に乗り、白鳥ICで降りた。車でいっぱいのはずの白山中居神社の周辺も、この日は車の影が少なくて、雪も無かったため、橋を渡った空き地に駐車することができた。

 登り初めから急でウォーミングアップする時間もない。

登り始めの急登

 気温も高く春の陽気。長袖1枚でも汗だくになった。

 標高1000mを過ぎたあたりからしっかりと積雪あり、呼吸を整えながら尾根を登っていると足元の枯れ葉の間に可愛い蕾の姿があった。

 長い冬から解放され開花しようとしている花を見て癒された。

癒やされる

 トラバースするルートはわかりにくくて、谷に下りたり登り返したりしてから大きな尾根に乗った。

 途中、目を見張るブナの林があり、青々と葉を茂らせた林はどんなに素敵かしらと思ったけれど、無雪期は薮山らしいから今後それを見ることはないかもしれない。

美しいブナ林①
美しいブナ林②

 どんどん高度を上げて稜線近くまで行くと雪が溶けて灌木の薮が出ていた。 

前方に藪が

 あと少しで北峰に着くというのに、薮につかまえられ、じたばたしているだけで前に進まずもどかしい。

薮に突入

 体力を消耗しながら藪から飛び出すと眺めの良いピークに出た!

北峰

 そこから20分程かけて、さらに南峰に向かった。

南峰に向かう

 あと少し!

南峰直下

 南峰に着き、三角点「石徹白」を探すとそれは笹藪の中にあり、写真に収めることができた。

二等三角点(点名・石徹白)

 全員が着いたところで万歳三唱。

山頂でバンザ~イ

 野伏ヶ岳、白山連峰、経ヶ岳、赤兎山、枇杷倉山、荒島岳、能郷白山、屏風山などなど。まだ登ったことのない山をたくさん見ることができて嬉しかった。

 風は吹いていたが寒くはなかったため、山頂でゆっくり休憩をとることが出来た。

 帰りは来た道を戻っていく感じで、2時間40分程で下山。満天の湯はメンテナンスのため休業でがっかり。白鳥の美人の湯で汗を流して帰宅した。

下山

 小白山は、わたしにとっては登りごたえのある山でしたが、リーダーはじめ参加者の方々の穏やかさに、心がゆるむ1日でもありました。ありがとうございました。

<ルート図>

地理院地図


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