【 個人山行 】 猪臥山 ( 1518.8m Ⅱ△ 点名・池本山 ) 清水 友子
- 日程:2022年3月21日(月・祝) 晴れ
- 参加者:加藤美、金光境、清水友、他2名
- 行程:大垣6:20→猪臥山トンネル駐車場8:30→出発8:25→林道出合9:00→林道終点9:25~9:35→市境界尾根10:25→猪臥山頂10:45~11:05→昼食11:15-11:50→林道12:15→駐車場12:45
- 地理院地図 2.5万図:猪臥山
このところの暖かさで養老山も雪が薄くなり、伊吹山もかなり雪が解けているように思われる。PCで岐阜県の山を調べているとアクセスも良く簡単に登れてしかも360度の大展望が期待できる飛騨高山の猪臥山が目に止まった。十年ほど前に登った時はガスで展望は良くなかったが、明日は快晴で期待できそうだ。
東海北陸道を清見ICを降り、県道90号古川清見線を北上し猪臥山トンネル南入口手前の駐車場に着いた。
最近雪が降ったらしく彦谷沿いの道は真っ白な雪原が広がっていた。傍らには小川が流れて雪解けが進んでいるように見えた。朝の雪は締まっていて歩き易い。
標高1200mの林道終点からは登山道となる為ここでアイゼンを着けた。
少し登ると左側に山頂から続く白い尾根が見えてきた。
尾根の上部にでると視界が広がり落葉松やダケカンバ、ブナの間から東方向に真っ白に冠雪した御嶽山が見えた。目を凝らしてみると噴気も立ち上っていた。
市境の尾根まで登ると予想をしていなかった霧氷が出てきた。山頂手前の小ピーク1450mでは素晴らしい霧氷がみられて感激!
最後の斜面を夢中で登ると標高1518.8mの猪臥山に到着した。ここからの景色はまさに絶景である。三角点は雪に埋まり何処にあるか全くわからない。山々の山頂部は雲がかかっているが、人形山、金剛堂山、東には北アルプスの山々から乗鞍岳や御嶽山、南に大日が岳と鷲ヶ岳方面が360度見渡せた。ただ、白山だけは雲がかかりはっきりとは見えなかった。
景色を見ながら山頂付近で昼食を摂りたいのだが、少し寒くなったので、名残惜しいが風を避けて食事をとる為少し降りることとした。
山頂を後にして1450mあたりの陽だまりで景色を見ながらゆっくりと昼食をとり楽しいひと時を過ごした。登っているときは暑いくらいだが動かないと流石に飛騨の山で、汗をかいた身体が冷え込んできた。
下山の用意をして登山道を下った。落葉松の芽吹きになるとこの辺りは一面の若草色になるだろう。 樹木の間から東に見える御嶽山や乗鞍岳も横長に広く雄大に見えた。
東海北陸道ができるまでは、国道を走って荘川まで4時間はかかったが、高速道路のおかげで飛騨までずいぶん近くなった。
コメント