大垣山岳協会

宇連山 2022.03.06

宇連山

月報「わっぱ」 2022年4月(No.485)

【 一般山行 】 宇連山 ( 929.7m Ⅱ△ ) 村田 美保

  • 日程:2022年3月6日(日)(晴れ時々雪)
  • 参加者:CL.藤井利、SL.藤野一、阿部育、大谷早、小倉浩、清水満、鈴木正、竹森せ、田中恵、成瀬八、名和妙、丹生統、藤井眞、宮澤健、三輪唯、村田美、山本知
  • 行程:中之江駐車場6:00=安八SIC=新城IC=愛知県民の森駐車場8:05~8:20-滝尾根分岐11:10~11:15-宇連山12:10~12:50-滝尾根分岐13:35-滝尾根展望台14:00~14:10-亀石の滝14:35-駐車場15:30~15:50=中之江駐車場18:10(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:熊(豊橋7-1) 、三河大野(同7-3) 、海老(同6-4) 、三河本郷(同6-2)

 3月の一般山行は愛知県新城市の最高峰、宇連山です。3月に入り少しずつ暖かくなってきました。しかし朝ドアを開けるとみぞれが降っていて、もしかして中止になるかもしれないと不安がよぎりました。集合場所でも小雨が降っていましたが、藤井リーダーが三河地方の天気は晴れ予報なので出発しますと判断されました。  

 安八スマートICから名神、東名,新東名を経由し新城ICで降ります。道の駅もっくる新城で鈴木さんと合流しました。愛知県民の森駐車場に到着して身支度を整えると、藤井リーダーが今日はトレランの大会の練習をされるランナーがいるので気を付けるようにと注意事項を話されました。Bキャンプ場をスタートして樹林帯の緩やかな傾斜を登っていきます。景色が開けると右手奥に来年の2月に計画されている三瀬明神山が見えました。合流地点で位置、標高を地形図で確認しました。

 このあたりから岩稜帯になって、アップダウンが続いていきます。岩の登山道は歩きにくく傾斜のきつい場所,危険な場所には鉄製の手すりが取り付けられています。南尾根展望台で小休止。ここでは三河地方の連なる山なみの眺望を楽しむことが出来ました。国体尾根を過ぎてP617m辺りからは木の根のはった道が多くなっていきます。トレランのランナーの方々とすれ違うようになって、互い健闘をたたえあいました。滝尾根分岐に到着するとリーダーが亀石の滝方面から下山しますと説明がありました。

手すりのついた岩尾根を登る

 北尾根分岐までにアップダウンが6回ほどあり、かなりの疲労困憊。案内板には「こんきい、こんきい」と書いてありました。三河弁で疲れたという意味だそうで、今まさにその状態でした。山頂に近くになると冷たい風が強くなり、登山道はところどころ凍っていました。

 北尾根分岐から40分ほどでやっと山頂に到着しました。山頂は広く、大勢の登山者が昼食を取っていました。強風が当たらない場所で昼食タイムにしました。

 雪が降り始めたので早々に昼食を終わらせ、記念撮影をして下山を開始しました。滝尾根分岐で左手にそれ歩きやすい登山道を降りていくと滝尾根分岐展望台に到着しました。巨岩の上で記念撮影をして景色を楽しみました。亀石の滝と下石の滝の分岐から15分ほど降ると亀石の滝に到着しました。どんな滝が現れるのか期待していましたが、一筋の水が流れているだけで拍子抜けしてしまいました。落差が32mあるので水量がある時はかなり見応えがあると思われます。滝を過ぎて林道を1時間ほど歩き愛知県民の森駐車場に無事到着しました 。

 今回の頂上までの登りは7回ほどのアップダウンあり、記録を見ると累積標高差1058mになっていて驚きました。なかなか登りがいがあり、途中素晴らしい景色を楽しむことが出来ました。リーダー、サブリーダー、車の運転をしていただいた方ありがとうございました。

<ルート図>

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