大垣山岳協会

宮指路岳 2021.11.14

宮指路岳

月報「わっぱ」 2021年12月(No.481)

【 一般山行 】 宮指路岳くしろだけ ( 945.5m Ⅲ△ ) 柴田 悦子

  • 日程:2021年11月14日(日)(晴れ)
  • 参加者:L.柴田悦、阿部育、奥田恭、加藤美、金光鏡、桐山美、清水友、丹生統、林 旬、藤井利、藤井眞、宮川祐、宮澤健、村田美、山本知
  • 行程:中之江駐車場6:00=ふじわらパーク6:45=小岐須渓谷キャンプ場7:40~8:00-ヤケギ谷コース登山口8:30-東海展望10:20-宮指路岳10:40-馬乗り岩10:50~11:35-宮指路岳11:40-登山口13:25-屏風岩13:30~13:45-小岐須渓谷キャンプ場14:15=中之江駐車場16:15(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:伊船(名古屋11-1)

 鈴鹿山脈の南、三重県と滋賀県の県境稜線にある宮指路岳は仙ヶ岳、入道ヶ岳と並んで随所で好展望が期待できる人気の山だ。標高946mからその名がついたと言われている。

 車3台で大垣を出発して国道365号を南下。ふじわらパークでトイレ休憩してさらに国道306号を南下し小岐須渓谷に入る。小岐須渓谷キャンプ場に着くと、駐車場には既に沢山の車が停まっていた。この先屏風岩付近まで進む予定だったが、諦めてキャンプ場から林道を歩くことにした。コースも当初の周回予定を変更してヤケギ谷コースで往復することにした。

 林道を30分ほど歩き、ヤケギ谷コースに入る。コースには登山口から順番に番号がつけてあり、道標もあった。幾度かの沢の渡渉や山腹の高巻きや急登を経て明るい尾根に出た。しばらく行くと花崗岩の重なる「東海展望」に着いた。皆、岩の上に上がり伊勢湾まで見えるという360度の展望を満喫した。

東海展望の見晴らし台で景色を楽しむ

 登山道に戻り小ピークまで来ると正面に白く乾いた山肌の「犬返しの険」と宮指路岳の頂上が並んで現れた。三体仏岩を左手に見て、少し下って登り返すと展望のない宮指路岳山頂に着いた。写真撮影をして県境稜線上の少し北にある「馬乗り岩」広場まで移動する。そこで奇岩が点在する稜線や周囲の眺望を楽しみながらゆっくり昼食をとった。少し風があったが寒いほどではなかった。また、登山者が一人もいなかったのは意外だった。

 再び宮指路岳山頂に戻り、足元に気を付けながら来た道を下った。帰り道では奇遇にも神戸町から来たという山の会の人たちに会った。

 無事に登山口に着いて、帰りに県の天然記念物に指定されている「屏風岩」に立ち寄った。「林道から1分」という吊り橋まで下りて見たが、それは圧巻だった。

 当初予定を変更して時間的にもルート的にも余裕が出来たことに安堵し、感謝しながら帰路についた。

<ルート図>

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