【月例山行】 八尾山 ( 1101m Ⅱ△ ) 丹生 統司
3月の月例山行は清水克宏リーダーで下呂市の八尾山で行われた。岩屋ダムから馬瀬川を遡った馬瀬西村集落より下呂市へ至る荒れた旧道を辿り柿坂峠に着いた。駐車地に着くと美濃ハイキングクラブと鉢合わせ、マイナーな山に40人ほどの登山者の列が出来た。
- 日程:201年3月7日(日)晴れ
- 参加者:L.清水克、奥田恭、佐藤大、清水友、清水満、鈴木正、丹生統、藤井利、藤井眞、藤野一、堀洋、宮澤健、村田美、山本知
- 行程:柿坂峠8:55-119番鉄塔10:23-八尾山10:50~12:20-柿坂峠13:50
- 地理院地図 2.5万図:下呂
柿坂峠から檜の植林帯の斜面を登った。巡視路はミヤコザサが足元を隠して注意が必要。
尾根に上がり切ると左は疎林、右が檜の植林帯となっていた。風が抜けて気持ちが良い。
大きな老ブナが虚になっていたが枝を天に向かい延ばしている、その生命力に感動した。
ハッとするような大きなブナが要所に残されており、よく見ると熊の爪痕が確認出来た。
116番鉄塔を目指して高みに立つと御料局と国土地理院の三角点が有った。嘗ての尾張藩領から御料林となった証で東農地区では併設が珍しくない。
117番鉄塔を目指してミヤコザサの斜面を登った。周りのアセビは開花の準備中であった。
巡視路は丁寧に笹が刈られており歩きやすかった。120番鉄塔が近くなり山頂も直ぐだ。
120番鉄塔の高みから御嶽山が良く見える。リーダーは此処を昼食地に決めていた。
八尾山到着、後ろから30人ほどの集団が迫っており慌ただしくⅡ等三角点を前にして記念撮影を済ませた。
山頂から東に100mほど進んだ御嶽山が良く見える岩場の上にケルンが有って中に石仏が安置されていた。下呂市幸田地区の石柱があり御嶽山遥拝所だったと思われる。
当初の予定通り120番鉄塔まで引き返して昼食休憩をした。御前山から若栃山、椹谷山の奥に御嶽山が白い噴煙を真っ直ぐ立ち昇らせていた。
八尾山へは下呂市少ヶ野地区の住??神社から大平山855m(電波当施設)への道を利用した登路もある。大平山分岐から林道を終点まで歩き山道となる。東面の尾根に出るのには藪漕ぎがあり巡視路を歩くようにはいかない。しかし林道から見た八尾山は素晴らしくピラミダルで読図の練習も兼ねてお勧めである。完
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