大垣山岳協会

北ア・白山大絶景展望の山・猿ヶ馬場山1875m報告 2020.03.26

猿ヶ馬場山

【 個人山行 】 猿ヶ馬場山 ( 1875m )(点名・猿ケ馬場 Ⅲ△ 1827.42 m) 丹生 統司

  • 日程:2020年3月26日(木)快晴
  • 参加者:丹生統(単独)
  • 行程:荻町駐車場6:40-帰雲山10:20-猿ケ馬場山12:15~13:35-帰雲山14:55-荻町駐車場17:15
  • 地理院地図 2.5万図:平瀬

 新型コロナウィルスで世間は騒々しい。新型ウィルスのせいではないが2月から職にあぶれている。日曜に石徹白から帰ったばかりだが好天が続くと居ても立っても居られない。週末は雨予報100%、会の行事は中止になった。木曜は快晴無風の予報、ならば夜半に白川郷へ向けて車を走らせた。

林道から振り返ると背後の野谷荘司と三方岩山に朝日が当たり今日の晴天を約束する如く輝いていた。

長い林道歩きと2度の渡渉、谷沿いの雪道から標高1510mの尾根に上がると背後に三方崩れから白山。

ブナの古木が林立する帰雲山山頂、パラボナアンテナなどの設備施設が現在も使用されているようだ。

帰雲山を過ぎるとブナとダケカンバの巨木林が続く、千手観音のような老ブナと老巨木ダケカンバ

ブナとダケカンバの森を抜けるとオオシラビソ林の向こうに大絶景が、南から御嶽山~乗鞍岳そして・・

御嶽山から穂高、薬師岳、立山、劔、北アルプスの北の端まで見渡せる山の山頂に居る幸せを実感した。

北西に目を転ずれば三ヶ辻から人形山、奈良岳、大笠、笈ケ岳、三方岩、野谷荘司の山並みが白山へ続く

三方崩れの細く切り立った稜線が間名古の頭を経て白山へ続く、それらを従えて白い王は輝いていた。

 若い時分に穂高も劔も夏冬問わずその稜線を駆けて北アの峰々は脳裏に焼き付いている。だが御嶽山から北アの端の僧ヶ岳まで一望出来て白山から北に三ケ辻まで展望台出来た猿ケ馬場山には魅了された。去りがたく、快晴の好日山頂滞在は1時間20分に及んだ。大展望に大満足して踵(きびす)を返した。完

<ルート図>

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