大垣山岳協会

福地山1671m 初級冬山体験山行 2020.02.09

福地山

【初級冬山講習】 福地山1671m 丹生統司

  • 日程:令和2年2月9日(日) 曇り
  • 参加者:L 丹生統、大谷早、小倉幹、小栗敦、佐藤大、清水克、清水友、田中恵、中田英、藤野一、堀 義、村田美、山本知
  • 行程:福地温泉登山口8:10-憮然平9:40-第3展望台11:00-福地山頂11:45~12:40-登山口14:10

 毎週末今年の貧雪を嘆いていたバツか福地山山行当日に飛騨地方は夜明け前から降雪があり東海北陸道・松ノ木峠からR158号奥飛騨温泉郷まで圧雪されたアイスバーンの雪道運転は肩が凝った。
 福地温泉に着くと上空に青空があり福地山頂部の樹氷が輝いて見える。この分なら降雪直後の神々しい槍穂高の絶景が期待出来そうで冬山入門の今山行計画は大成功と確信していた。

谷水を利用してブルーアイスのオブジェを作成中と思われるが超異状暖冬の今季は哀れなさまであった。照明施設もあって宿泊客へのサービスか?温泉以外にも客寄せの工夫や努力で大変だ。

残念だが晴れ間は直ぐに消えて風が出ると冬山に逆戻り、ミズナラの幹に風がき着けた雪の塗壁。

 憮然平から山頂までワカン歩行訓練をお願いした。先ずワカンは事前に履いてみて紐の長短を確認しておく。ワカンは谷側を背に山側を向きつける。ワカンを履く場所の雪を踏み締めておく。靴底裏の雪を奇麗に除いてワカンを着ける。ワカンに限らず金属器具の取り扱いは素手で行わず薄手の手袋をして行う。昔は一本締めで手抜きは直ぐにワカンが緩んだ。器具は改良されたが出発までに30分を要した。

何度か降ったり止んだりを繰り返し青空が戻った。尾根コースと谷にコースに分かれ到着を競う遊びも。

乗鞍方面から徐々に青空が広がる。期待して第3展望台に上がるが焼岳山頂部はガスが纏わり離れない。

福地山頂部が近くなると根雪の上に夜明け前の新雪が20㎝ほど乗り冬山の雰囲気が徐々にアップした。

初めてのワカントレッキング雪山散歩、梢に咲いた白い花の景色に感動する声が幾度も聞こえた。

 山頂に着いたが蒲田川沿いの高峰は濃いガスで覆われていた。蒲田川左岸には焼岳から西穂高、奥穂高ジャンダルム、涸沢岳、北穂高、槍ヶ岳と飛騨アルプスの大展望を満喫するはずであったが残念だ。

 登頂万歳の発声はMMさん、膝痛で暫く山から遠ざかっていたがカムバックして見事初の雪山を登り切った。この後冬には珍しく素手で過ごせる暖かい山頂で車座になって歓談、昼食をいただいた。

 山の神のご機嫌が少し悪かったかもしれない。今日の山行では乗鞍岳も焼岳も穂高岳も槍ヶ岳も見ることが出来なかった。冬の飛騨アルプスの神々しさを間近に見せたいと思ったリーダーの思惑は外れた。しかし帰りの車中、高山インター辺りで見上げると雲が消えて乗鞍岳が純白の山容を市街の後方に浮かべていた。参加されたメンバーの方々気付かれただろうか。次会雪山山行は荒島岳です奮って参加を。完

<ルート図>

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