【 個人山行・育成山行 】 青葉山(若狭富士) ( 693m △なし ) 丹生 統司
- 日程:2019年9月15日(日)快晴
- 参加者:L 後藤正、小栗敦、山本知、田中恵、村田美、赤池、藤野一、吉田千、丹生統
- 行程:中山口9:23-高野コース合流点9:49-展望台10:13-馬の背11:04-東峰11:17~12:12-西峰12:39~13:27-松尾寺14:22-高野口15:47-中山口16:06
- 地理院地図 2.5万図:東舞鶴
入会の浅い方を対象に読図力と岩場の通過技術向上を目指した育成山行を若狭の青葉山で実践して来た。L正雄先生は事前に資料を参加者に配布するなど熱心に指導してくれた。
中山口からは杉の植林帯で眺望はゼロ、展望台に到着すると高浜町市街と若狭湾が一望出来て絶景地だ。
凝灰岩岸壁の馬の背に到着、凝灰岩は浸食されやすく妙義山や戸隠山など急峻な山が多い。
東峰693mに到着、ここで長めの昼食をとった後に簡易ハーネスを作り装着して出発した。
急なハシゴを二つ超えると細尾根の岩場をトラバースした。ゾクゾクする高度感。綱引きに使えるような太いロープが束ねて張りめぐらされており簡易ハーネスは使用できなかった。
長い鉄階段、手すりは山側でなく谷側に欲しかった。危険は谷側にある。
大師洞を通過。
西峰692m着、足下に内浦湾を見下ろす。山頂から山並みを仰ぐことは多いが海原を見る機会は少ない。
眺望の効く山頂では周り2点の景色と地形図を照合、地形図に線引きして現在地を推測する術を学ぶ。
西峰から松尾寺へは急傾斜の下降が続いた。下降でよかった!この暑さ、登りならへばっていた。
西国三十三所第二十九番礼所、真言宗松尾寺。寺伝によれば708年の創始だそうだ。
裾野を海に落とす青葉山、ピラミダルな山容をバックに一枚。
正雄先生の熱心な読図講習会で予定タイムを大幅にオーバーした。先生の熱心に応えるためにも読図力を向上させていただきたい。とにもかくにも実践あるのみ自分達で山行計画をたて地形図片手に計画路をチェックしながら歩いていただきたい。次回は10月26日(土)清水克宏Lで火山です。
ルート図
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